米国の地銀3行が破綻してから1年、FRBによる緊急貸出制度が終了しました。
FRBが1年前、シリコンバレー銀行破綻などによる金融システムの動揺を防ぐ目的で導入した緊急貸出制度「バンク・ターム・ファンディング・プログラム(BTFP)」を11日で正式に終了した。
これにより再び米地銀が破綻するところが出てくるのではないかと懸念されています。
今、危ないと囁かれている地銀はNYCB(ニューヨーク・コミュニティー・バンコープ) 。ニューヨーク都市部をはじめとする米国北東部や南西部などで、一般銀行商品とその他の商品・サービスを提供する銀行持株会社です。
10億ドルの増資で乗り切ろうとしていますが、株価は1年前に比べて半値になっています。
もしもNYCBが破綻したとしても、昨年同様に大手金融機関が買収すると考えられます。ただこれがドミノ倒しのように他の地銀にまで波及しないかはわかりません。
なぜこんなに地銀が困窮しているのか?と言えば、金利上昇による国債等の損失の他、商業用不動産の価値が下落しているからでしょう。
コスター・グループのデータによると、米国のオフィス空室率は13.6%(2023年12月末)で過去最高水準です。ニューヨークやサンフランシスコなどの都市部では20%を超えるところもあります。このまま不動産市場が低迷すれば不良債権となる物件が出てくるかもしれません。
これはアメリカのことで、日本は関係ないからいいじゃない?なんて言っていられません!親分の米国がコケると子分の日本もコケるのです。
最近では、あおぞら銀行の北米商業用不動産の引当金処理で赤字決算になり、無配へと転落しました。このような事が他の銀行でも起こり得る可能性があります。
日経平均株価が史上最高値を更新して浮かれていますが(私だけ?)、米国の動向も注意して見ていきたいと思います。
日経平均株価は調整局面へ
昨日大暴落した日本市場ですが、本日も引き続き軟調な動きでした。昨年3月もMSQ後に急落し2週間で底をつけた後、上昇していきました。
今年も引き続き上昇トレンドを継続していますので、今は短期の調整でやはり彼岸(3月23日)あたりが底かな?と個人的には思っています。
そう思いながらも、本日も買っています。😅 主人には「早いよ」と言われていますが、目標達成に向けて買い進めています。
目標は、手取りで月12万円の配当金+100個の株主優待です♪
現在の進捗状況は月9万円と89個の株主優待ですので、さっさと目標達成してほったらかししておいてもいいかな?なんて思ってます。
パソコンで株価を凝視していると、眉間にシワがよるし、目は充血するしで辛いんですよね。ある程度株価を見ないで、配当金生活できれば嬉しいなーと思う今日この頃です。
お読み頂きありがとうございました!
目指せ!配当金生活♪
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