経済の話題

米国CPIコア+3.9%!利下げ後退で1ドル150円超えへ!

kinko
kinko
こんにちは、kinkoです

昨日、米国のCPI(消費者物価指数)が発表されました。総合、コア(エネルギー、生鮮食品除く)共に予想値を上回る結果となり、インフレの再燃が懸念されます。

予想よりも僅か0.2%の差なのですけどね、市場の利下げへの期待値が高かっただけに米国株は失望売りされ、3指数共に2%近く下落しました💦

米国株は久しぶりに大きく下げた気がしますね。それでもナスダックは1年前より+31%ですから、まだまだ暴落にはほど遠いですが。

しかし、このまま高金利が継続すると、クレジットカードローンや住宅ローンで生活が逼迫し、消費低迷になりそうです。何せ米国は個人消費で成り立っていますからね。物が売れなくなると一気にリセッション入りへの危険性も出てきそうです。

それに今話題になっている米国の商業用不動産市場の低迷は、リーマンショックを彷彿とさせます。ニューヨーク・コミュニティー・バンコープの2023年10〜12月期決算が、市場予想に反して最終赤字にとなり株価が38%急落しました。

日本のあおぞら銀行も損失計上して無配転落し、同じように株価が急落しています。明るみになっているのは氷山の一角で、不良債権を抱えている地銀がたくさんいるだろうと思います。

市場のソフトランディングができれば何も言うことありませんが、「歴史は繰り返す」とも、「歴史は繰り返さないが韻を踏む」とも言いますので、警戒をするに越したことはありませんね。

1ドル150円の円安へ!

米国の利下げが遠のいたとの判断により、為替は一時2円近く急落し1ドル150円台へのせています。

チャートをみると、5日、25日、75日の移動平均線の上にいますのでしばらくは円安が続くのではないかと思われます。

しかしながら、いずれ米国が利下げし日本が利上げするとなると、金利差が縮小し円高へと進むことが予想されます。

IMFから口出しされている日銀の方が早めに利上げをしてくることでしょう。

IMF=国際通貨基金は、日本経済に関し、物価上昇率が来年後半まで2%を超える水準で推移する見込みだとしたうえで、金融政策について、短期の政策金利を段階的に引き上げていくべきだと提言しました。

日本はIMFに借金しているわけでもないのに、利上げしろとかバランスシートの黒字化をするように言われるのっておかしな話です。

借金大国だから消費税35%にしろって?池上彰さんの番組でもさも当然のように言っていましたね!😡

家計と比較するなんてナンセンス!国の借金は国民の資産ですよ〜、もう騙されませんよー

kinko
kinko
IMFに口出しされたくなーい

お読み頂きありがとうございました!

にほんブログ村 株ブログ 配当・配当金へ
にほんブログ村