経済の話題

2024年バフェットからの手紙で感じたこと!

kinko
kinko
こんにちは、kinkoです

2月と言えば、恒例の「バフェットからの手紙」が公開される月。投資の神様バフェットさん率いるバークシャー社の株主へ宛てた手紙です。

手紙と言っても何十ページもあるレポートで、個人的には読むに耐えがたい代物。だから、要約してある記事やブログを読んだりしています。😅

でも、今回は長い日本語訳を読んで見ると伝わっているニュアンスが違うような気がしました。

日経新聞に出た一文は↓

米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイは24日、恒例の「株主への手紙」を公表した。米国の株式相場の高騰は「カジノ的」だと警鐘を鳴らした

確かに、バフェットさんの若い頃に比べて「カジノ的」になったとあるけれど、それはネットやAIの発展により、誰でも市場に参加できるようになったということでしょう。

そして、一番気になった言葉は「専門家の言うことは信じるな!」です。

コレ、毎回聞くような気がします。要するに人に頼るなということですね。

金融の専門家と称する詐欺師もいて、誰が本物か偽物かわかりません。アナリストでさえ、同じ人間ですから相場の行末なんてわからないと思っていた方が良さそうです。

現金と債権のポジション

日経新聞の言う「警鐘を鳴らす」は、バークシャーの現金比率が過去最高になったことにあるでしょう。

米国も日本も株価が過去最高ともなれば、楽観視しすぎだと思うのは当たり前のこと。高くなった株を売って安くなった債権を買うリバランスをするのは投資会社としてもっともな行為です。

そして、バフェットさんはリセッション(景気後退)時の役割をあげています。

バークシャーの目標は、2008年から2009年にかけてのように、国の資産として機能することである。

バークシャー社はもはや1企業ではなく、国家と言ってもいいくらいの資産があります。アメリカを救う気概を持つ、バークシャー社はスケールが大きいですね!

日本株について

バークシャーは、5社(三菱商事・住友商事・伊藤忠商事・丸紅・三井物産)の株をそれぞれ約9%ずつ保有持ち株比率が9.9%を超えるような株式の購入は行わないことを誓約しています。

アメリカに比べ日本の経営人の報酬が低いこと、配当性向が低いこと、巨額の内部留保があり自社株買いができることなどを上げ、「適正な株価」まで買い進めるのだろうと思います。

バークシャーは金利の安い円建て社債1兆3000億円で商社株を買い、1.6兆円が昨年末に2.6兆円、おそらく現在は3兆円を超えていることでしょう。

これぞ、錬金術ですね!

長期で保有するとありますが、バークシャーが売る時がちょっと怖い気がします。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

株:バフェット氏の株主への手紙 2024年

余談:歴史が動くかも?

本日、2月26日にジェイコブ・ロスチャイルドが死去したとの報道がありました。「報道された」という事実が重要なんです。

昨年にはキッシンジャーが亡くなりましたし、世界が大きく動くのでは?と思っています。

今まで抑圧されてきた日本が復活して欲しいですね!

お読み頂きありがとうございました!

投資は楽しく♪
にほんブログ村 株ブログ 配当・配当金へ
にほんブログ村