
こんにちは、バブル世代のkinkoです。
周りが浮かれていたバブル時代、みんながお金持ちだったわけではありません。
むしろ、今より貧富の差を感じていました。kinkoは「貧」の方だったので、就職祝いに新車を買ってもらった友人が羨ましくて仕方ありませんでした。
人は人、自分は自分と割り切って、お給料の半分をせっせと貯金していました。結婚してからも貯蓄率は5割を目標にしていました。お陰様で、今はそれなりの資産を築いていますから、バブル期に浮かれなくて良かったと思っています。
しかし、周りの50代を見渡すと今でも羽振りが良く、老後は大丈夫かなぁ?と他人事ながら心配になります。
バブル世代のお金の使い方
『私をスキーに連れてって』の映画が流行ると、冬はスキーが大流行しました。夏はサーフィンやゴルフといった趣味にお金を惜しまないのがバブル世代でした。
kinkoは内心、なんでみんなそんなにお金があるのだろう?と不思議でした。自分のサラリーだけでは到底無理だろうと思われる外車に乗ったり、海外旅行に行たりしていたからです。
「お金は?」と聞くと、「親が出してくれた」とか「ボーナスを使い果たした」という、貯蓄に無関心の人が多かったです。親にマンションを買ってもらった人もいました。
その人たちが50代になって子供の教育費がかかっても、やっぱり外車を保有していますし、家族でスキーに行っています。奨学金や教育ローンという大義名分の借金をしてでもです。
不動産投資とか起業の借金と違って、リターンが見込めない物への散財はいつまで続くのでしょうか?
お金があるうちはいいけれど…
kinkoの知り合いAさんは、今春大学生になった娘さんに車をプレゼントしました。当初、自宅から通学すると聞いていたので、電車では痴漢に遭う可能性があるし心配なんだろうなと思っていました。
ところが、大学の近くで1人暮らしを始めたそうです。そこからは徒歩で通学でき、駐車場の料金も高いため、新車は実家に放置してあると言っていました。
Aさんは外車に乗っていて、ご主人は単身赴任中です。Aさんだけが住む家には、外車と新車(300万円)の2台が置いてあります。買い物は自転車で行くようでしたから、車はオブジェ化しています。
「使わないなら1台売ればいいのに…」と言うと、「パパがたまに帰った時に乗るから」と、バブリー発言でした。
車両代だけでなく維持費も相当かかるだろうに勿体ないと思うのは、貧乏気質のkinkoだけでしょうか?
今なら300万円でJTが1000株買えます。年間配当金は税引後12万円も貰えますし、おまけの株主優待もあります。かたや車の維持費は10万円以上かかるはずです。
Aさんは投資をギャンブルだと思っていますから、投資の話ができません。金食い虫の使わない車と毎年お金を運んで来てくれる高配当株、どちらがギャンブルと思うか聞いてみたいのですが…
老後の話をすると、親の遺産をあてにしている人が多いのに驚きます。若い頃から何かと親から資金援助を受けてきたバブル世代は危機感が希薄なのかもしれません。お節介にも友人の心配をしているkinkoでした。
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