
こんにちは、kinkoです。
日経新聞によると、29日に米長期金利が一時2.72%となりました。これは3年9ヶ月ぶりの水準で、インフレ率が上向くとの見方が強まっています。
金利がゆっくり上がる事は悪いことではありませんが、今回は約1ヶ月で0.3%と急激な上昇で金融市場の波乱の要因になり、米国市場への冷や水を浴びせかねません…

出典:日経新聞
なぜ円高なのか?
本来なら高金利通貨が買われ、円安ドル高となるはずです。しかし、欧州が絡むとそう単純な話ではなくなるのです。
欧州の金利上昇でドル安ユーロ高となると、相対的に対ドルでは円高になると言います。そして、その影響が日本市場にも出始めています。(30日の日経平均株価は前日比−337円)
米金利の上昇は米国債の価格下落を意味しますから、米国債を大量に抱える邦銀や投資家の打撃となります。また、新興国が多く抱えるドル建て債券の負担も増します。
現在はドル安で長期金利の上昇を相殺していますが、ドル高に進めば投資家が新興国から資金を引き上げ、米国債投資に回す可能性もあります。
円安に進んでも米国債に資金が流れれば、これまた日本市場にも影響が出そうです。
米法人減税の財源
中国政府が米国債の購入を減らす報道で米金利が急伸する場面もありました。(その後、中国政府は否定)
FRBは昨年10月から大量に抱える米国債を段階的に減らしています。米国債の売りが増え買い手が少なくなれば、当然金利は上昇します。
さらにトランプ大統領の法人減税分の財源として米国債の発行が増える懸念も予想されます。
「TPPから脱退する!」と声高に言っていたトランプ大統領ですが、最近になって内容次第では参加の方向へと舵を切り替えました。
おそらく貿易の赤字を解消し、財源を増やしたいとの思惑でしょう。なにせアメリカファーストの人ですからね…
目標は忘れられる投資
年のせいかもしれませんが、仮想通貨民が億り人になったり、損失を抱えて嘆いていたりするのを見ると、もう一喜一憂する投資は遠慮しておきたい気持ちになります。
できれば、たっちゃんさんのブログの減らさない投資が理想ですが、あそこまでの分散投資はなかなか真似が出来ません。
好調な市場のお陰でkinkoの時価総資産は過去最高ですが、将来を保障されたものではないため、あまり嬉しくありません。
投資金額に対してのリターン、つまり配当利回りをどれだけ高められるかにかかっていますから、株価や為替をとても気にしています。少しずつ投資し暴落を待つのもそのためです。
米国株投資は『永久ガチホ』のつもりで、配当金さえ貰えれば良いと思っています。ある程度PFが完成すれば、年に一回のリバランスのみにして、投資している事を忘れたいですね。
ま と め
- 米長期金利が急上昇
- 為替は、円、ドル、ユーロの相対相場
- 忘れられる投資が目標
お読み頂きありがとうございました!
ポチッとして下さると嬉しいです♪(*^^*)
こんばんは、米国債記事みっけ。
米国債か米国株迷いますー。
利上げ後に購入がベターだと思うけど、円高時のがよいのでしょうか?
火消し男さん、おはようございます!
やっぱり、ツイッターの6年目火消し野郎さんでしたか!もしかしてそうかなぁ?と思いつつ確信が持てずにいたのでスッキリしました。(笑)
記事を見つけて下さってありがとうございます。真夜中にダウの暴落を眺めつつ、円安に振れてしまったので様子見していました。円高の時にドル転しておいて、金利が上がったところで米国債を購入するのがベターだと思いますが、なかなか上手くいきませんね。(^◇^;)