米国株投資

米国株を初めて購入するために必要な知識とは?

 

 

こんにちは、kinkoです。「米国株を買ってみたいけど、どうすればいいの?」と友人に聞かれたので、米国株購入のポイントを書いてみたいと思います。

まず証券会社に口座を開くことは当たり前ですが、それだけでは米国株は買えません。外国株式取引口座も開設しないといけないんですね。

外国株式取引口座を開く

まず、証券会社で口座を開きます。これは日本株式等の取引の口座ですので、外国株式取引口座を開く必要があります。最初に申し込みすれば一度の手続きで済みますが、後からですと住民票マイナンバーの写しの提出を再度求められます。証券会社によって違いますので確認が必要です。

米国市場が開くのは、平日の日本時間夜10時30分からです。日中忙しくて取引きできないサラリーマンでも夜くつろぎながらネットで簡単に取引できるのは魅力です。

ドルを買う

米国株ですから当然、アメリカドルで株式を買うことになります。もちろん、直接日本円から米国株を買うこともできます。日本円で買う場合、為替リスクが発生することに注意が必要です。

また、株式が値上がりしても円高ドル安が進んだ場合、日本円に戻した結果、損失を出す可能性があります。円高の時に株を売る場合は、円に換金せず米ドル預かり金としておく方がよいでしょう。次の投資にもそのまま投入出来ます。

 

〜kinkoの米ドル購入失敗談〜

昨年11月のトランプショックで円高になった1ドル@105で50万円ほど日興米ドルMMFを買っておりました。米ドル預かり金だと金利つかないし、GS(ゴールドマンサックス)米ドルMMFより利率が良いしとの理由で、安易に選んだのです。

ところが先日、米国株を購入しようとしたところ、取引画面では、日本円か米ドル預かり金かGS米ドルMMFドルでの購入ボタンしかなく、日興米ドルMMFでの購入ボタンがないことが判明しました。

“楽天証券の取引きでは 、日興米ドルMMFで米国株は買えない!”一旦、米ドル預かり金に戻す必要があり、1,2日タイムロスする羽目にあいました。

そして追い討ちをかける驚愕の事実が・・・この日興米ドルMMF、利回り0.73%、運用管理費用年率0.91%、わずかですが利回りより経費のほうが高かったんです。知らなかったとはいえ、このような失敗は2度としたくありません。

株式購入手数料に注意

米国株は1株から買うことが可能です。お小遣い程度で買えるのはとても魅力ですが、株式手数料の方が高くなってしまっては本末転倒です。

例えば、楽天証券の場合1〜1000株まで手数料は2500円です。株数によっては手数料が高くなるケースがあり、最終的な取引結果が損失になってしまうこともあります。

    主な証券会社手数料

楽天証券最低25ドル1000株迄25$,以上1株0.02$
SBI証券最低5ドル約定代金×0.45%,5〜20$
マネックス最低5ドル約定代金×0.45%,5〜20$

個別銘柄選び

米国には優良企業が多過ぎて、個別の銘柄選びが大変です。ネット社会とはいえ、日本株よりも情報が少ないことがネックです。長期投資に向いている銘柄には、配当王や配当貴族と言われる連続増配銘柄がお勧めと言われています。

個別銘柄はハードルが高いと思う方には、米国株ETFに投資がお勧めです。個別銘柄に幅広く投資することができ、米国株の利益を手間をかけずに得ることができます。バフェットお勧めのS&P500ETFなどもあります。

kinkoの日興米ドルMMF事件で、買う予定だったIBMを辞め、2日後にVZ(ベライゾンコミュニケーションズ)を買っております。2日で心変わりするようでは、真面な長期投資家にはなれそうにありません。なるべく早く銘柄選びと投資金額を決めて、ポートフォリオを作成していきたいと思います。

ま と め

  • 外国株式取引口座を開こう
  • 為替リスクと手数料に注意する
  • 個別銘柄選びは慎重にしよう

※投資は自己判断でお願いします。