一昨日発表された米国の7月ISM製造業景況感指数は、予想46.9を下回り46.4でした。ブルームバーグの記事によれば、9ヶ月連続下落しており2020年のコロナショック以来の低さです。
米供給管理協会(ISM)製造業総合景況指数は、9カ月連続で活動縮小を示した。国内外で米国製品に対する需要が低迷していることがうかがわれる。
ISMの目安は50を境目とし、それ以上なら景気が良く、以下なら景気が悪いという思われる指標となっています。それが9ヶ月連続して下がっていたなんてね💦このまま下がり続ければコロナショック並みになりそうです。

今年3月に米国の地銀4行が破綻しましたし、米国在住のYouTuberが近くの店舗の閉鎖や企業の破綻を報じているのを視聴すると、もうすでに米国はリセッション入りしているのでは?と思ってしまいます。
しかし、そんな現状は無視するかのように米国市場は好調で、NYダウは先週13日連続上昇しました。これは36年ぶりの出来事だそうです。

36年前がどうだったかと言えば、その10ヶ月後に暴落に見舞われています。昨晩はフィッチによる米国債の格下げで米国市場は調整しましたが、今年はまだ大丈夫な理由がありそうです。
米国市場が好調な理由
経済指標が悪くなっているにも拘らず株価が高いのは、大統領選挙前年だからです!現政権の民主党は絶対に株価を下げたくないのです。
そのためにメディアを利用して意図的に良い経済指標のみ大々的に報道し、悪い指標はスルーしたり、小さく報じるという行動に出ていると思います。ですから財務長官のイエレンさんは米国債の格下げに怒っているのです。
過去の大統領選挙前年の株価がどうだったのか?岡三アセットの資料を引用させて貰うと、過去50年間の大統領選挙前年の平均騰落率が+16%と他の3年に比べて圧倒的に株価が上昇しています。
大統領選挙前年の15回のうち、2015年のたった1回だけ前年比マイナスになりました。この年はチャイナショックがありましたね。
注目すべきは来年の大統領選挙の年に株価がどう動くかです。平均騰落率は5.8%と前年に比べて伸びが鈍いだろうと予想されます。直近では2008年にリーマンショック、2020年にコロナショックと続いています。その後の株価の回復を見れば、〇〇ショックは絶好の買い場になると思います。
今年の米国市場が好調過ぎるので、来年は暴落が来てもおかしくないのでは?と思っています。逆イールドが解消された後がチャンス!待っていると長いですね、忘れた頃に暴落が来そうです😅
※投資は自己責任でお願いします。
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