昨晩のFOMCで予想通り0.25ポイントの利上げが決定しました。
当初、株価の反応は良かったものの、パウエル議長の「年内の利下げを考えていない」発言で、株価は下落に転じました。
ブルームバーグの記事では、
今回の利上げでフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジは4.75-5%となった。これは2007年9月以来の高水準。決定は全会一致だった。0.25ポイントの利上げは2会合連続。
とあり、2008年のリーマンショック前年と酷似してきました。
さらにパウエル議長は「インフレが抑制される兆しが見えるまで利上げを継続」と発言、市場では引けにかけて売り込まれました。
現在と2007年頃の違うところは、インフレが起こっているということ。2020年のコロナ対策であれだけ紙幣をバラ撒けばこうなることはわかっていました。
今回の金融危機は、リーマンショックよりも大きな暴落を懸念しています。
とはいえ、長期で見れば◯◯ショックの時が買い場だ!ということは多くの投資家が知っています。
現在の3指数を見てみると、

今月、米国の3銀行が破綻したという悪材料が出た割に1ヶ月前と株価は変わっていません。ナスダックに至っては、まだプラスのパフォーマンスです。
まだ◯◯ショックが始まったように見えません。
FRBの利上げ継続で金融機関の債権リスクが再燃し、銀行や証券会社がバタバタ潰れだすことになれば金融危機が始まるでしょう。
それがいつなのかわかれば大儲けできるのに…(笑)。
S&P500のチャートで予想してみます。

昨晩の下落でS&P500が再び4000を割ってきました。高値から−18%ですが、10年チャートで下値抵抗線を引いてみると、まだ下値余地がありそうです。
仮に2600まで下がると高値から−46%となり、リーマンショック級と同じくらいの下落幅となります。
そこまで下がれば全力買いしたいところですけどねー!きっと怖くて買えなくなるんだろうなぁ…
米国株投資の時期を探る
米国市場は2021年11月をピークに下落しています。
kinkoは、2022年初で持ち株を全部売り、ドルのまま持ち続け、夏に1ドル145円の時にほとんど円転しました。今のところは上手くトレードできたのではないでしょうか?
ところが、今年から買い向かうはずが未だに出来ていません。為替レートがまだ高いのと米国株ETFが思ったように下がってくれないからです。
まだはもうなり…と言いますけれど、銀行破綻などのファンダメンタルが悪すぎて二の足を踏んでいる状態です。
結局、逆イールド説を採用して、FRBが利下げ開始した数ヶ月後から買い向かうつもりです。年内の利下げがないのなら、来年からかしら?
機会損失は覚悟して、eMAXIS Slim S&P500の積立を継続することで満足しようと思います。
したがって、米国株投資のスポット買いはもう少し待とうと思います。
お読み頂きありがとうございました!
配当金が欲しい〜♪