
画像:ウィキペディア
こんにちは、kinkoです。
9月11日のテロの日に発売されたトランプ大統領に関する暴露本が日本でも話題になっています。
タイトルは「FEAR」…恐怖。
とーっても面白そうなのですが、残念な事に英語が苦手で読めません!
でも、世間は我を見捨てなかった!
ちょうどモーニングショーで取り上げてくれたんです。見逃してしまった方へ、3分で解説しまーす。
FEARの著者
今回の著者、ボブ・ウッドワード氏はワシントンポスト紙の記者ですが、只のジャーナリストではありません。
なんとこの方、ニクソン元大統領を辞任に追い込んだ「ウォーターゲート事件」を暴露した人なのです。
※ウォーターゲート事件とは、1972年民主党本部ウォーターゲートビルにて、ニクソン大統領の関係者が盗聴器を仕掛けたとされる事件。
政治を揺るがしたジャーナリストが著者という事で、大変な話題になっているんですね。しかも、トランプ大統領の関係者約100人から数百時間のインタビュー録音と直接入手した資料を元に執筆したので、信憑性が高いという評判なのです。
このFEARという本の値段は30ドル(約3,300円)とお高いのですが、僅か1日足らずでネット通販1位の100万部も売り上げたそうです。
FEARの内容
・ホワイトハウスはクレージータウン
米朝が緊迫していた今年の春頃、北朝鮮へ脅しをかける目的で、トランプ大統領は、「在韓米軍の家族を退避させる」というツイートしようとしたそうです。側近たちは、「攻撃開始のサインと思われたら大変だ!」と大慌てで、ツイートをさせませんでした。
・トランプ大統領は1日6時間以上テレビを見ている。
・ベットでテレビニュースを見て、暴言ツイートをするトランプ大統領。側近から寝室は「悪魔の作業場」と言われていた。
・秘書官だったロブ・ポーター氏は、「永遠に崖っぷちを歩いているようなもの」と、常に緊張を強いられていたと言っています。
・1月の国家安全保障会議で、トランプ大統領は「アメリカは何のために自腹を切って朝鮮半島に運隊を送っているんだ?」マティス国防長官が「第三次世界大戦を防ぐため」と助言、トランプ大統領の思考は小学5年生くらいだ。
・サイバーテロの対策会議よりマスターズ(ゴルフ)の中継の方が大事。
・NAFTA(北米自由貿易協定)から離脱する大統領令の書類を側近が隠しても全く気がつかない。
激昂型のトランプ大統領ではありますが、大統領の周りの人たちが国民に気を使って大統領の意にはそぐわない行動を起こしているような感じでしょうか。
部下からはトランプ大統領はどうしようもない間抜けでプロの嘘つきだと言われているそう。
それにしても、ホワイトハウスからの情報がこれだけ漏れているのは如何なものでしょうか…
暴露本で中間選挙に影響は?
アメリカでは、11月6日に中間選挙があり、上院では35議席(総100議席)、下院では全435議席と任期が満了した州知事の選挙が行われます。
現在は、
上院 共和党51、民主党49
下院 共和党237、民主党193、欠員5
と、共和党の議席の方が多いです。
この中間選挙へ向けて、オバマ前大統領が民主党の過半数奪還へ向けて始動しているようです。
先月末の世論調査では、トランプ大統領の仕事ぶりを支持しないが60%(評価するが36%)。議会はトランプ大統領を弾劾すべきが49%(すべきでない46%)と不利になっています。
しかし、トランプ大統領は北朝鮮との年内の非核化交渉を打ち出し、猛アピールする公算です。
一昨年の大統領選挙の時も「まさか!」という事態が起こりましたから、選挙は蓋を開けてみないとわからないですね…
とりあえず、日本語訳の「FEAR」が出版されたら読んでみたいなと思ったkinkoでした!
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