
今週は、21日のFOMC、そして22日の日銀金融政策決定会合の結果を気にしながら、株売買をやっており、自分なりに上手くやってきたと思っていました。しかしながら、振り返ってみるといずれの政策も腑に落ちず、「これでいいのか?」との疑問と怒りが湧いてきたので、少し愚痴ります。
FOMCを終えて
今月(9月)のFOMCでは0.75%の利上げが発表され、政策金利目標は3.0-3.25%に引き上げられました。そしてメンバーが考える政策金利水準は2022年末で4.375%、2023年末で4.625%となったようです。ちなみに6月のFOMCでは0.75%の利上げ、政策金利水準は2022年末で3.375%、2023年末で3.75%と発表されていました。
ちょっと待てよ。6月に0.75%金利を上げたのに、消費者物価指数がわるくなり(インフレが加速し)、さらに年末の政策金利水準(+1%)は金利上昇分(0.75%)よりも上がったということは、6月の利上げは全く効果なかった(むしろマイナス)ということでしょうか?
9月の対策も同じような結果ならば、また予想以上に金利を上げていくしかない。そうするとさらに円安が加速することが心配です。本年はあと2回(11月、12月)のFOMCが予定されていますが、どうなることやら。
日銀金融政策決定会合を終えて
昨日発表された日銀金融政策決定会合の結果は、「大規模金融緩和維持、当座残高マイナス0.1%、長期0.25%で指値オペ」でした。発表後に日銀は為替介入しましたので、143円台のドルが一気に円高になり、一時140円台になります。為替介入効果があったのは、ほんの2時間程度で、1日経過した現在のドル円は介入前と同じ143円台です。しかも、期待した株価も上がっておらず、現在の日経先物は約500円安になっています。


今週(9/20)発表された日本の消費者物価指数は前年度比+3%であり、米国以上のインパクトになる恐れもあるのに、金利を上げないなんて、インフレ対策をどう考えているのでしょうか? 会合のメンバーは物価が上がっている感覚を持っていないのでしょうか?
金利は上げない、効果的とも思えない為替介入する、株価に反映されない、インフレ対策が見えない、こんな政策で良いのでしょうか? しかも全員一致でこの政策が決まったというなら、会議をやる意味があったのでしょうか?
Kaz🍀が期待していた大幅な金利上昇のような極論をぶつけるメンバーが一人くらいはいて欲しかったです。
株を保有したまま三連休に突入して不安を抱えるKaz🍀の愚痴でした。あくまで個人的な感想です。最後までお読みいただきありがとうございました。
*くれぐれも投資は自己責任でお願いします。