数日前のブログのメッセージとしてこのような吹き出しを載せました。
すると、娘から「何それ〜?」と連絡が入ったんです。そっか、ピケティの法則知らないんだ!と唖然とすると共に、たぶん株初心者の妹も知らないだろうから簡単にブログにまとめることにしました。
5年くらい前に株クラ界隈では大いに話題になりましたよね。なんたって「資本とイデオロギー」という7000円もの高価な経済本が出版されたんですから!kinkoは書店で手に取ったもののその分厚さに圧倒され購入を断念した記憶があります😅
ネットではこの本は難しすぎるという酷評がありましたが、トマ•ピケティというフランスの経済学者が考案した法則「r>g」はピケティの法則として有名になりました。
ピケティの法則「r>g」とは
(資本収益率) (経済成長率)
r>g
【世界平均】r:4〜5% g:1〜1.5%
r(資本収益率)とは投下した資本に対してどれだけ利益を上げたか、つまり投資のリターンが年4〜5%あるのに対し、g(経済成長率)はGDP、つまり国民の給与増加率は年1〜1.5%しかありません。
これがずっと続いていくことで、益々格差が広がっていくのです。それが資本主義経済であると解き明かしたのがピケティの法則です。
結局のところ労働収入だけではお金持ちになれない!ということです。
お金持ちの真似をしよう!
資産運用(投資)をすればいい…ということが薄らでもわかったのではないでしょうか。
お金持ちの錬金術は投資です。税制が給与所得に比べて優遇されているのは、金融資本家達の都合の良いようにできているからです。
朝から夜まで働いて得た薄給から平均46%も税金や社会保険料を取られるのに対し、株で得た利益の税金は約20%です。
「ずるい!」と思っても、世の中そういうものと割り切るしかありません。そのお金持ちの真似をして投資家になる方が賢明です。種銭のない人は、少額でもポイント投資でもいいのでインデックスへの積立投資をすぐにでも始めてはいかがでしょうか。
※投資は自己責任でお願いします。
インフレ対策の日本高配当株投資
本が出版された5年前、日本は30年もデフレが続き物価が安く、日本株は世界に比べ低迷していました。その頃はまだ「現金」の方が価値があったように思えていました。
日本株へ投資するよりも米国株の方が遥かにパフォーマンスが良かったし、円高だったので米国株への投資がブームとなりました。kinkoもかなり儲けさせてもらいました。
しかし、今は円安株高で米国株への投資より日本株の方が税金面でも投資しやすくなっています。日本高配当株なら配当利回り4〜5%がザラにあります。ほうっておいてもピケティの『r』の部分がクリアされますね。
さらに投資をしなければならない理由として、40年ぶりのインフレです。現金の価値が日を追うごとに目減りしています。ようやく一般の方も貯金だけではまずい!と気が付き、現に貯金オンリーだった妹が投資を始めています。
そして、日経平均株価は33年ぶりに高値を更新しています。日本は少子高齢化で経済成長はしない!と揶揄されて来ましたが、インフレという奥の手が経済全体を押し上げるでしょう。それが正しい経済成長でないにしろ、物の値段が上がるのと同じように株価が上がっていくのだろうと思います。
※あくまで個人的意見です。
お読み頂きありがとうございました!
高配当株好き〜♪
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