
引用元:グーグルマップ
こんにちは、kinkoです。
1781年創業の武田薬品工業の大阪本社が600億円で売却されるらしいです。シャイアー買収で4兆円規模の債務超過だからって仕方のないことなのでしょうか?
武田薬品工業が236年もの長きに渡り日本の製薬業界を牽引してこれたのは、薬の聖地にいたことも関係があると思うのです。
それがいきなり売却って…kinkoは、ただただ悲しいです。
武田薬品工業の変貌
武田一族が経営していた頃は、内部留保が最高2兆円もあり、安心安全企業の代表格でした。ですから、kinkoも高配当株として保有していた時期がありました。
医薬品業界の生き残りをかけ、グローバル化を推し進めて来たことは理解出来ます。しかし、ある時から経営がおかしな方向へ進んだなと感じました。
一族経営から外国人CEO、役員も外国人が多くなりました。役員報酬は今までの10倍、役員1人につき4〜6億円、CEOは10億円を超えています。女性役員が大麻取り締まり法違反で逮捕された事もありました。
昨年には、研究者400人のリストラをし、自社での研究開発を諦めたかのようでした。薬業界で働く娘に聞けば、学会で武田薬品工業の方を見かけなくなったそうです。
偏見かもしれませんが、経営陣はM&Aを繰り返すだけのように見えます。会社を大きくすることは大事かもしれませんが、社員あってのことだと思うのです。小が大を呑み込んだと言われた買収劇は、蓋を開けたら乗っ取られていた!なんてことはないでしょうね?
【4502】武田薬品工業株価
の記事を書いてからちょうど2ヶ月、株価はどうなっているのでしょうか?

参照:ヤフーファイナンス
株価は4200円台まで下落したものの、7/6終値株価は4623円となっており、2ヶ月前の水準にまで戻ってきました。
6月の株主総会で、CEOは配当金の減配はしないと発言したことから安心感が生まれ、リバウンドしたのではないかと思われます。
スイスの税率の低さに慄く
主人「武田が、なぜスイスを拠点の一つにしていると思う?」
kinko「さぁ?」
主人「スイスはさ、所得税が安いんだよ。最高でも13%だから日本の45%と比べると32%もお得ってわけ。まぁ、現地のエグゼクティブは日本に来ないよね。」
kinko「ええっ!?地方税は?」
ということで、すぐにググるとスイスの地方税は5〜15%で平均10%、これは日本とほぼ同じでした。それでも所得税が低い分、スイスに住んで何億円も節税しとるんかい!(貧乏人のひがみ)
主人「リヒテンシュタインって国知ってる?」
kinko「ううん、お城みたいな名前ね…」
主人「スイスとオーストリアに挟まれた国なんだけど、所得税も地方税もゼロなんだよねー。スイスへは車で行けるから、もしそこから通っていれば税金もっと有利になるかもね。」
kinko「マ、マジでぇ〜?金持ちがどんどん金持ちになるはずだよね…」
あー、なんか余計ムカついてしまいました。日本の企業のエグゼクティブさんなら日本にたくさん税金を納めさせて下さいよ〜!ねっ、ウェバーさん!
※あくまでkinkoの憶測ですから信じないで下さいね〜
お読み頂きありがとうございました!