「終活」はいつから何を始めたらいい?

 

 

こんにちは、kinkoです。超高齢化社会を迎える日本では、自分らしく人生を終えるために元気なうちに「終活」を始めたいという方が増えています。

お墓や葬儀のことを考えるだけでなく、身の廻りの物を断捨離したり身元保証の選定など、人に迷惑をかけずに最後を迎えたいという日本人気質が見られます。では、「終活」はいったいいつから何を始めればいいのか考えて見たいと思います。

終活とは?

終活とは、遺産の分配や葬式の方法など、自分が死んだ後始末をどうするのかを決めておく事です。自分が死んだ後に、子供達が相続で揉めて仲違いしたりすれば悔いが残ります。

日頃から子供と連絡を取り合ったりして良好な関係作りに努め、この「悔い」を残さない為にはしっかりと「終活」をして行きたいですね。

終活はいつ始める?

日本では、核家族が進んだ団塊の世代がシニアになってから「終活」という言葉を聞くようになりました。夫婦やおひとり様だけの世帯が増え、孤独死のニュースを見ると他人事ではないと考える人達が生前整理を始めるようになりました。

海外では遺言のようなものを、結婚したり子供が出来たりと家族構成に変化が起きる度に、信頼のおける人に託すようです。「終活」とは違うのでしょうが、自分が若くても事故などで亡くなった時に備えて、子供の養育は誰にお願いしたいとか、遺品を誰に譲りたいなど細かく決めておくようです。

それでは終活はいつ始めればいいのでしょうか?「いつ始めるか?」「今でしょ!」と林先生がおっしゃるように、思い経ったが吉日です。

若かろうが年を取っていようが関係ありません。人の寿命なんて誰にもわからないのですから、自分の意思を伝えておく事が大切です。

そうはいっても実感出来ない事には人は動きません。例えば、会社を退職した後でしたら時間的余裕も生まれます。また、連れ添いが亡くなった時やおひとり様になった時、孫が生まれた時などのターニングポイントで始めるのがいいのではないでしょうか。

終活ですべき事

1.エンディングノート作成

エンディングノートとは、自分にもしものことがあった時のために、伝えておきたいことをまとめておくノートのことです。残された家族が困らないように、「終活」の第一歩としてあなたの伝えたいことをまとめてみましょう。

《書いておくべきリスト》
・自分自信のこと、自分の歴史
・親戚・友人・知人リスト
・財産一覧と遺贈先リスト
・保険、個人年金
・介護、告知や延命治療検体など
・ペットの新しい飼い主
・葬儀の仕方と埋葬方法
・通信機器のパスワード

2.お墓について

・墓の費用平均200万円

お墓にかかる費用は地域や内容によって違いますが、墓地に墓石を建てる一般墓の場合の費用は200万円前後となっています。また、お墓の管理費等も頭に入れておく必要があります。

・墓の種類

お墓といえば「墓地に墓石を建てて、先祖代々が守っていくもの」というイメージでしたが、現代ではいろいろなタイプのお墓が登場しています。

「樹木葬」木々や草花に囲まれた庭園のようなタイプのお墓です。

「期限付き墓地」自分が亡くなった後の墓地の管理料や子孫の継承問題もあり、期限付きの墓地も流行っています。契約期間は3年〜50年、一代限りなど多岐に渡っています。

「墓友」身寄りのない単身者などが親族ではなく、友人と共同で墓を購入し、同じ墓の下に入ることも増えています。シェアハウスならぬシェア墓?なのでしょうか。

・墓じまい

昔のように代々墓守りをしなくてはいけないという概念がなくなり、“墓じまい”という言葉を耳にします。お子さんのいないご家庭はもちろん、子孫に墓の負担をさせたくないシニアが先祖代々のお墓を永代供養をし、自分達は共同墓地に入るという選択が増えています。

また、共同墓地にも入らない海上散骨が人気となっており、費用は30万円弱とリーズナブルです。他にも灰を大気圏外に撒くといった宇宙葬もあります。

3.物の断捨離

生前整理の中で最も大変なことは、家中の物の片付けです。業者に頼めば30万円以上の費用がかかったりとバカにできません。もう住んでいない子供の荷物や亡くなった連れ添いの洋服など、使わないと分かっていても中々捨てられないものです。

特に捨てられない物の中に、子供の作った作品や成績表などがあげられます。こういった想い出深い物の整理には、写真を撮ってデジタル化しておく事をお勧めします。「取っておきたいけど使わない物」は全て写真に撮って、現物は処分しましょう。

趣味のコレクションがある人は、遺族によって勝手に捨てられないように、寄付される場所を探しておいたりするといいでしょう。「遺言」では書ききれない細かい意思をはっきりとエンディングノートに書き残しておくことです。

4.財産整理

突然亡くなると、故人の財産が不明瞭な場合は、遺族が困ることになります。古い有価証券や誰も知らないゴルフ会員権など後から出てきて、相続税の支払いを追徴することになりかねません。

また、あまり知られていないのですが、高級なブランド品なども遺産とみなされます。使わないゴルフ会員権や高級腕時計などは生きてるうちに下取りして現金化したり、子供に譲ったりしておくことです。

相続は争族とも言い、相続争いの件数は年々増えています。家庭裁判所による相続の申し立ては年間1万6000件もあります。遺産が1000万以下が30%、1000万〜5000万で45%と、1億以上の人は10%にも満たないとの統計があります。遺産相続で揉めるのは財産の多い人より、むしろ一般の家庭だと言えそうです。

財産が少ない方が揉めるなんて他人事ではありません。特に現金が少なく、実家(不動産)のみの相続では、家督を継ぐ者が有利になってしまいます。他の兄弟姉妹が物分かりがよければいいのですが、均等に分配すべきと遺留分を要求する場合もあります。そう言った時の為にも不動産以外の預貯金を貯めておく必要があります。

kinkoの相続裏話

kinkoの知り合いのご婦人は、ご主人から十分な生活費を頂いており何不自由なく暮らしておりました。ご主人の財産や給料を気にした事はなく、生活費の中からへそくりも作れました。

しかし、ご主人が亡くなると状況は一変、月々の生活費は賃貸不動産の家賃収入で賄われていたことが発覚、給料は全てご主人のお小遣いで使われていました。

ご婦人は賃貸不動産の購入も知らず、その購入のため預貯金もほとんど残されていなかったそうです。賃貸不動産の借金はご主人が掛けていた生命保険で賄われ精算されたため、かえって相続税が発生することになってしまい、結局自分の預金で支払ったそうです。

一緒に暮らしているパートナーが何をしているのか?夫婦の資産はどのくらいあるのか?を、年一回は書き出して見ることをお勧めします。

おひとり様向けサービス

65歳以上の高齢者のうち3人に1人が一人暮らしをしています。身内が少なかったり、いない場合は、賃貸住宅への入居や入院時の保証人に困ってしまいます。そういった高齢者向けサービスが出来ています。

例)NPO法人きずなの会

  • 病院や施設入院時の身元保証
  • 賃貸住宅入居時の身元保証
  • 手続きの代行や付き添い支援
  • 葬儀や納骨の代行

ただし、契約時に190万の預託金が必要ですが、弁護士法人が管理します。こういったサービスの利用は、将来に備えたいアラフィフ世代のおひとり様にも広がっているようです。※注:きずなの会を推奨するものではありません。

ま と め

  • 終活にはエンディングノートを作成する
  • 相続人とのコミュニケーションが大事
  • おひとり様サービスの利用が増加

 


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