コロナ禍もすっかり過去のものとなりましたね。
春には、日本の桜を求め世界から旅行者が来日するインバウンドを期待する声もあがっています。
とりわけ中国人の爆買いは凄まじいものがあります。少し前は、風邪薬の「パブロン」の買い占めがあり、ドラッグストアでは品薄になるほどでした。もちろん、大正製薬の株価も上がりました。
そして、低迷だった化粧品業界も復活の兆しが見えています。
化粧品メーカーの代表格と言えば、資生堂です。
今月、証券4社が資生堂の目標株価を上げました。

唯一、目標株価を下げた野村証券は、レーディングはそのままの「Buy継続」です。
過去6ヶ月間の目標株価の中央値が7100円、平均値が6639円です。現在の株価が6000円割れですので、まだ上値余地がありそうです。
3月17日の終値は5951円、PER84.9倍、PBR3.93倍と老舗企業の割に割高な気がします。

PER、PBRともに高めということはある意味人気がある銘柄といえます。2022年12月の配当金は100円と前年の2倍に増配しています。
ただし、今年の配当金予想が60円となっており、経常利益の予想も低めの設定になっています。

2019年が過去最高益でしたので、コロナが終わった今、当時と同じくらい、もしくはそれ以上(買い控えていたため)の売上になるだろうと思われます。おそらく、それを期待して証券各社が目標株価を上げたのでしょう。
個人的には株価が高めだと思うので、配当金狙いというより、キャピタル(値上がり益)と株主優待狙いになるでしょうか。
資生堂の株主優待
資生堂には自社製品の株主優待があります。
2022年12月末に100〜1000株未満保有(1年以上)の株主に対しては下記から選べます。

金額にして3000円相当分でしょうか。
さらに1000株1年以上ホルダーには1万円相当分の自社製品が株主優待となっています。
今から保有しても株主優待をもらえるのは再来年ですね💦
金融危機が到来して、めちゃめちゃ下がったら買おうかな〜
※投資は自己責任でお願いします。
おまけ:資生堂の企業説明会
もう30年以上前のこと、友人の就職先がカネボウの美容部員でした。
その友人に誘われ、就職前に資生堂とカネボウの企業説明会へ行きました。
説明会とは名ばかりで、体験したのは化粧の仕方でした。
化粧なんてしたことのない高校生だった私に優しくお姉さんが教えてくれました。化粧品を10種類くらい顔に塗りたくり、1時間後別人になりました。印象は、「化粧ってめんどくさい」でした(笑)。
当時はバブル絶頂期!強く入社を勧誘されましたが、土・日勤務が嫌だったのでお断りしました。😅
その頃の資生堂の株価っていくらだったのでしょう?

バブルの頃が1922円、現在5951円です。
なんと!バブル時の3倍の株価だなんて素晴らしい!
長期で株価を見ると、1000円以下〜2018年の9250円まで10倍の差がありますね!
景気に左右されそうな銘柄として頭にいれておきたいです。
お読み頂きありがとうございました!
良い企業を探したい〜♪