
こんにちは、kinkoです。
ブログやツイッターを拝見すると「ブラック企業」「社畜」といった会社に対しての失望が目立ちます。
早く会社を辞めたい、セミリタイアしたいといった内容のツイートも多く見かけるようになりましたね。
ベーシックインカム制度が導入されれば、さっさと会社に見切りをつけて転職したり、起業する人も増える事でしょう。
若い人だけではなく、定年まで会社勤めをするシニア世代も第二の働き方を考える必要がある時代になりました。
シニア起業を考える
ヤフーニュースで『夫婦だけでなく親子でも“財産”を次代に「シニア起業」を考える』というコラムを読みました。
内容は、家族を優先した働き方を考えた結果、大手保険代理店を辞め、夫婦で「ふすまの張り替え」のフランチャイズ店を起業したというものでした。
kinkoは、「ふすまの張り替え」の需要に懐疑的で、しかもフランチャイズは薄利と思っていますから、生計が成り立つのだろうか?と疑問が湧きました。
でも、このご夫婦はストレスのない働き方が出来、満足されているようでした。
同じように大手保険代理店に勤めていたkinkoの知り合いの保険屋さんは、50代後半で会社を辞めて独立しました。こちらは本業だった保険の代理店として起業されました。
独立後も当時の顧客の保険は継続して取り扱いを続けています。駅前にオフィスを構えているところを見ると順調そうです。
『シニアの起業』を考えた時、それまでの仕事の延長線の方が内容を熟知しており、起業しやすい気がします。
愛社精神と起業
入社当時から会社を大きくするのが夢だったとある会社員は、仕事の成績は良いのに上司に嫌われ出世が遅れていました。40歳を過ぎても平社員のままでした。
それでも腐らず、社内外の仕事をこなし続け、業界では第一人者と呼ばれるまでになり、ハーバード大学や東大で講演するほどになりました。
部下には大変好かれていたため、「独立するならついて行く」という部下が何十人もいました。彼は部下に「その気持ちを仕事に生かして下さい。みんなで会社を大きくしましょう。」とあくまで愛社精神を貫きました。
コンサルから「あなたが独立すればすぐ10億くらい稼げますよ。」と言われても聞く耳は持たず「個人の10億より会社の100億を動かす方がいろんな事が出来て面白いのです。」と断りました。
もちろん、同業他社からのヘッドハンティングも断り続け、50半ばになり同期の中では一番の出世頭になっていました。
そんな彼もあと数年で役職定年を迎えます。30数年間、会社のためと仕事をこなしてきた結果、大学教授、学会理事、編集長、企業役員など多くの業界から声を掛けられています。
それでも愛社精神旺盛の彼は、会社を去る事が一番辛いのでしょう。同業他社へ行くよりは、起業して今の会社と何らかの接点を持ち続けるかもしれません。
『シニアの起業』は単にお金のためではなく、自分の好きな事をしたり、家族の時間を優先させたりとサラリーマン時代に出来なかった事を考えて欲しいと思います。
人生100年時代、50代、60代はまだまだこれからです!人は何故働くのか?を改めて考える機会なのかもしれません。
我が家も主人の退職が近づき、起業も視野に入れつつ第二の人生を考えています。
ま と め
- 働き方改革は自分でするしかなさそう
- シニアの起業は慣れた仕事からが無難
- 好きな事で起業したい
- 第二の人生を考える
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