老後について

セミリタイア生活の必要な資金と注意点

 

こんにちは、kinkoです。

投資を頑張っているみなさんの中には、早めにリタイアして不労所得での生活を目指している方もいらっしゃると思います。

kinkoは専業主婦ですから、ある意味セミリタイア組かもしれません。本当のところ、どのくらいの資金があればセミリタイアが可能なのか検証してみました。

 

セミリタイアの本当の意味

 

・セミリタイア

英語では 、semi retired あるいは semi retirement という言葉があります。どちらも病気や高齢などの理由により半隠居しながら非常勤的な働き方をすることを意味します。

しかし、日本では若くて健康な方や独立して事業をされている方に対しても、半隠居さえしていればセミリタイアが用いられます。

リタイアに近い生活を送り、一定の収入を得るために少しの労働は行いますが、労働時間を抑えた生き方のことです。

セミリタイアという言葉を広く広めたのは大橋巨泉さんでしょう。

 

・アーリーリタイア

早期退職、早期定年のことを英語では early retirement といいます。retirementという単語は定年による退職を意味しますが、それ以外にも引退、隠居と言ったニュアンスがあります。

つまりアーリーリタイアは、定年よりも早い時期に会社を辞めて隠居してしまうことを意味します。日本で言うセミリタイアはアーリーリタイアのことも含まれていそうです。

kinkoは「セミリタイア=早期退職=仕事をしない」と思っていましたが、生活のために少しだけ働いていてもセミリタイアって言うんですね!

アルバイトにせよ何らかの労働収入があるのなら、必要な資金はぐっと少なくてもいいことになります。

 

必要な資金は最低5,000万円⁉︎

 

「セミリタイアするには、5,000万円以上の資金が必要!」とマネー雑誌やネットに書かれていたりします。

純金融資産が1億円あれば富裕層の仲間入りですが、ほとんどが高齢者です。

普通のサラリーマンでも30年以上会社勤めをして、コツコツ貯めた資金と退職金で億り人になれます。でもそれは、リタイアであって、セミリタイアではないんですよね。

セミリタイアしたい若者は、金融資産が平均200万円ほどです。(20代の平均貯蓄額より)

よほど環境に恵まれていない限り、全く仕事をしないでセミリタイアする事は、難しいかもしれません。

では、いくら資産があればいいのでしょう?

資産が○千万円とかではなく、肝心なのは月々の収入でしょう。

その収入が支出を上回らなければ生活出来ます。10万円でも生活出来る人もいれば、30万円でも足りない人もいます。生活費は人それぞれですし、家賃などの有無によっても変わってきます。

つまり、年間いくらの生活費が欲しいかです。

 

生活費分の収入を得るには?

 

  • 不動産投資で家賃収入を得る
  • 株や投資信託、債権などの配当金
  • ブログのアフィリエイトで稼ぐ
  • You Tuber になる

会社勤め以外で収入を得ようとするなら、副業の要素が高い収入源を確保する必要があります。

上記はどれも時間に縛られることなく、自分の好きな時間に自由に活動出来ます。

不動産投資や株式投資は、ある程度の資金と知識が必要ですが、会社勤めでは得られない才能を開花するチャンスです。

ネット社会では、初期投資ゼロや安価で誰でも気軽に参加できるブログやYou Tubeがあります。広告収入を得れば、生活費の足しになるでしょう。

 

セミリタイア時の注意点

 

会社員時代は給料天引きされていた税金や社会保険料などの支払いや手続きに注意が必要です。

退職時には会社の総務から説明を受けると思いますが、うっかり忘れて失業給付金をもらい損ねることのないようにしたいですね。

 

・社会保険の変更

会社員でなくなると、健康保険は基本的には国民健康保険になります。しかし、退職後2年間は健康保険に任意加入することが出来ます。

国民健康保険は家族一人一人に保険料がかかってきますので、家族が多い場合は、健康保険に任意加入した方が保険料が安く済む場合があります。手続きは退職後20日間しかありません。

厚生年金は、国民年金に変更になります。保険料は月額16,490円です。当月末振替で50円、6ヶ月前納1,120円、1年前納4,150円、2年前納15,640円も割引きがあります。

また、保険料を納めたくても経済的に難しい場合は、未納にしないで「国民年金保険料免除・納付猶予制度」の手続きを行っておきましょう。

 

・税金の支払いの変更

会社で税金の支払いをしてくれた源泉徴収から、自分でする確定申告に変わります。

年内の途中で退職された方は、翌年の2月15日〜3月15日までに確定申告することで、会社で多めに徴収されていた分の税金が還付されます。

 

・失業保険の受給申請

失業保険を貰うためには、まずは最寄りのハローワークで手続きを行う必要があります。

必要な書類は、雇用保険被保険者離職票(1)、雇用保険被保険者離職票(2)、印鑑、写真2枚(縦3cm×横2.5cm)、普通預金通帳、マイナンバー確認証明書(マイナンバーカード、通知カード、住民票など)です。

失業保険を受けられる期間は、雇用保険に加入していた期間が10年未満で90日、10年以上20年未満で120日、20年以上で150日間となっています。1ヶ月あたり、おおよそ給料の6割が支給されます。

 

理想的なセミリタイアとは?

 

不動産投資でセミリタイアした人が多いですが、セミリタイアして一切仕事をせずに悠々自適な生活を送っている人は少なく、それぞれ自分の好きな事をしているようです。

現在の不動産収入でも十分なのに、常に新しい不動産を購入しようと全国を飛び回る人、経験を生かした不動産投資のコンサルタント、会社を立ち上げて新たな事業を起こす人、やり方は様々ですが、そこに自分の存在意義を見出していると思われます。

また、「セミリタイアをリタイアする」ということもよく聞きます。セミリタイアしたものの、何をしていいかわからず、結局、仕事に戻ってしまう人も少なくないと言います。

「仕事を辞めなければ良かった!」などと後悔だけはしたくありませんね。

 

・セミリタイアは人生の終わりではない!

セミリタイアした未来に何をしたいのか?人生の目的がないとただセミリタイアしただけでは、つまらない生活を送ることになります。

自分の好きなこと、本当にやりたいことは何かをしっかり見極め、生きがいを持つことが大切です。

例えば、不動産投資をして家賃を得ている物件があれば、業者や管理会社に任せっきりにしないで、自分でリフォームしてみる、お料理が得意でしたら、レシピ本を出す事を目標に、毎日写真をブログに掲載してみるなど、

趣味と実益を生かした生活を送れば、セミリアイア後も幸せで満たされた人生となるでしょう。

 

ま と め

  • セミリタイア後の生活費によって必要資金は変わる
  • 社会保障制度の変更に注意する
  • 目標や生きがいを持ってセミリタイアしよう

いかかでしたでしょうか。セミリタイアは人によって必要資金が違います。しかし、お金はあればあるだけ安心です。

次回は、実際にセミリタイアを成功させた人の話を記事にしたいと思います。

お読み頂きありがとうございました!

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