
こんにちは、kinkoです。
10月に入って米国市場がガタガタ揺れ出し、日本市場にも激震が走りました。日本の企業は決算も良く、雇用状況などの景気指標も良いのに暴落が起こるのはなぜでしょう?
それは日本株を保有している外国人投資家の投げ売りにあります。6割以上を占める外国人売買動向を見ると一目瞭然です。
外国人投資家の売買動向
今年2月〜3月にかけて大暴落がありました。その時の外国人投資家の売りは、7.5兆円にも及んだそうです。
今回の暴落も2月の時と同じで、にこそくさんのツイートにあったグラフを拝見すると、10月は2週間だけで3.5兆円の売り越しとなっています。

日本のSQに合わせて仕掛けられ、個人投資家の追証でさらに下げさせる。ヘッジファンドにとって、ダウやナスダックに比べれば、日本市場なんて赤子の手を捻るようなものでしょう。
個人投資家は、暴落が始まるともっと下がるかもと不安になります。2019年か2020年のリセッション(景気後退局面)入りも叫ばれていますから当然です。
でも、我らがヒーロー日銀さんが買い支えくれれば、また株価は戻るかもしれません。
日銀の買い支え
本来なら実体経済に伴った株価が理想であり、日銀が株式購入なんて、ナンセンス!と思っていたkinkoですが、もうそんなこと言っていられない事態なんだと感じています。
『日銀の出口戦略』なんて記事が出れば、すぐに仕掛けられてしまいます。今回も慌てて、日銀はETF買いの継続を発表したほどです。
バブル崩壊後からずっーと食い物にされて来た日本市場ですが、日銀のETF買いが始まってから日経平均株価は3倍になりました。ヘッジファンドもやりにくくなっているはず…
日銀の買い支えがなかったら、日本市場はやりたい放題好き勝手され、未だに日経平均株価は1万円近辺をウロウロしていることでしょう。
個人投資家の買い支えはムリ
日本人で株式投資している人は14%ほどと言われています。その少ない人数と微々たる資金で海外のヘッジファンドに立ち向かおうなんて、到底ムリゲーだと思います。
今でこそNISAやiDeCoで株式投資のハードルは低くなりましたが、未だに1800兆円もの預貯金が運用されずに通帳に眠っています。
まだまだ株への投資はバクチと思っている人も多く、この思想が変わるのは、バブル期の日経平均株価の最高値38,957円を超えてからだろうと思います。
暴落を乗り越えられるかが鍵
はてさて、この暴落で個人投資家の皆さまは心中が穏やかではないことでしょう。売るまで損失は確定しないものの、マイナスが嵩んで来ると凹みますよね。
でも、あのリーマンショックを経験した者からすれば、1割2割の暴落なんて調整の範囲でしかありません。あの時は半値や1/3になった株や投資信託なんてザラでした。
2007年にkinkoが買った投資信託は2009年に半値をつけましたが、2014年に1.5倍になったところで売りました。
今回の下落やこれから向かうであろう景気後退局面で持ち続けられる、また買い向かえる精神があるか?が鍵になるだろうと思います。
高配当の現物株でしたら、株価が下がっていても配当金が入って来るので、無理に損切りしようとは思わないし、配当利回りが上がってむしろ嬉しく思えたりします。
現金比率を高めよう
何も株を損切りして現金にしておけと言うことではありません。
現金比率を高める理由は、リセッション入りした時に株を買えるようにしておきたいからです。100%リスク資産にしておくと身動きがとれませんからね。
お金持ちが常に3割もの現金を保有しているのは、暴落時のチャンスを逃さないためです。
kinkoのような庶民は節約したり、副業したりして現金を確保しておきたいものです。今のところ主人のサラリーの50%を証券口座へ入金出来ています。
リーマンショックの時は現金比率が低くてあまり買い向かえませんでした。その反省もあり、今度こそ!と思う気持ちが強いのです。
とか言いながら、安く感じた株をすでに少しずつ拾っていますが…
※投資は自己責任でお願いします。
お読み頂きありがとうございます。
ポチッとして下さると嬉しいです♪(*^^*)