
こんにちは、kinkoです。
あのカリスマ予備校講師の金ピカ先生こと佐藤忠志さんが亡くなりました。
享年68歳という若さでした。
報道によると晩年は生活保護を受け、一人暮らしだったそうです。
あんなに羽振りが良かったのに…一体何があったのでしょうか?
東進ハイスクール講師時代
若い人は、金ピカ先生って誰?と思うかもしれませんね。
「いつやるの?今でしょ!」の林修先生と同じ東進ハイスクール予備校講師だった人です。
20年くらい前だったでしょうか。
カリスマ予備校講師ブームを作った立役者でもありました。
1コマ90分の講師料は200万円、書籍の印税など合わせると推定年収2億円と言われていました。
当時は、公務員教師から羨望の的だったに違いありません。
金ピカ先生のお金の使い方
・豪邸8億円
・クラッシックカー1億円
・高級時計、貴金属
・ブランド洋服
「たくさん稼いでたくさん使う」典型の人だったようです。
年収2億円だったとしても手取りは1億円ほどですからね、8億円の豪邸は高いと思います。
8億円なら地方の一棟売りマンションが買えますね…
そして、家は買って終わりではありません。
そう、固定資産税や修繕費などの家の維持費が思ったよりもかかるもの。
おそらく、年間支出は数百〜数千万円単位だったことでしょう。
車にも相当お金をかけていたようで、世界で一台というクラッシックカーを所有していました。
身なりは『金ピカ先生』とあだ名をつけられるほどの成金風でした。
晩年の金ピカ先生
ブームというものは、いつか過ぎ去るもの…
メディアの露出が少なくなると共に年収も激減していきました。
2009年に鹿児島県西之表市の市長選に落選した後は姿を見かけなくなりました。
老後を迎え、いざ年金生活者になると年金保険料をしっかり納めていなかったため、老後の年金だけでは暮らせなかったようです。
不足分は市から生活保護費を受け取って生活していました。
奥さんとも別居され、最期は孤独死されました。
身を持って教育した人
稼ぎが多くてもお金に困る人がたくさんいます。
高額年棒を受け取っていたスポーツ選手の7割が自己破産しているという現実。
また、高額宝くじ当選者の9割以上が当選前より不幸になっている現実。
私たちが金ピカ先生から学ぶべきことは何でしょうか?
それは、年収2億円でもお金の使い方によって、将来の生活困窮者になるということ。
収入と支出のバランスです!
支出が重要だと彼は身を持って示してくれたんだと思います。
反面教師という教育者として…
収入と支出の関係
・収入<支出
自己破産へまっしぐらの赤信号!
・収入=支出
「宵越しの金は持たねぇ」という江戸っ子は黄信号!
・収入>支出
不安なき生活を成り立たせてくれる青信号!
渡っていいのは青信号だけ!
さぁ、今すぐ支出を見直しましょう。
出口を閉めれば、家計が破綻することはありません。
Let’s think!
【あとがき】
金ピカ先生の「やりたいことがありません。生きる屍です…」という晩年の言葉が悲しすぎでした。
必ず訪れる老後、「生きることが楽しくて仕方がない!」「好奇心旺盛過ぎて困っちゃう!」と言えるおばあちゃんになりたいです。
それにはやっぱりお金も大事だと痛感したkinkoでした。
金ピカ先生のご冥福をお祈りします。
お読み頂きありがとうございました!
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