
こんにちは、kinkoです。
7月1日から相続税に関する法改正が行われます。
ご主人の親を介護しても義理の嫁には相続権がありません。
そういった不公平を是正するため、義理の親の介護でも遺産を受け取れるようになるそうです。
これは喜ばしい事ですが、もめそうな予感がします。
法改正のポイント

画像全て:羽鳥真一モーニングショー
① 義理の親の介護でも金銭請求可
義理の子には相続権はありませんが、相続人に対し金銭請求が出来るようになります。
ただし、法律で具体的な金額が決まっているわけではありません。
介護の対価をどう考えるかは、相続人次第です。
益々、相続争いが増えそうな気がしてなりません。
② 自宅は遺産分割の対象外
配偶者が相続開始時に被相続人が所有する建物に住んでいた場合に、終身または一定期間、その建物を無償で使用することができます。
さらに、婚姻20年以上の配偶者へ自宅の生前贈与が特別受益の対象外となりました!
つまり、遺産の先送りから外されることになった自宅は、配偶者へ生前贈与しておいたほうが得ということです。
その配偶者が先に死んじゃうかもですが…
③ 遺産分割前でもお金がおろせる
今までは、被相続人が亡くなると銀行口座が凍結されていました。
お葬式や病院の支払いに困る相続人が多かったので、これは助かりますね。
かくれ遺産が問題化
ネットの普及によりデジタル遺産が増えているそうです。

故人しか知らないネット銀行の口座など10年間取引がない休眠口座は国管理のお金になることが決まっています。
これは、ホントもったいない話。
口座番号は一覧表にして、家族がわかるところに保管しておきましょう。
その他、マイレージやICカードも相続できるそうです。
ポイントカードが出来ないのは不思議〜
楽天ポイントもダメなのかしら?(^◇^;)
相続放棄が増加
ここ10年で相続放棄の件数が増えています。

相続放棄とは、亡くなった親族の財産や借金の相続を拒否することです。
手続きは、相続財産を知った日から3ヶ月以内に家庭裁判所で行います。
我が家の場合も親からの遺産は相続放棄する予定ですが、巷でも相続放棄が増えているのは意外でした。
我が家の親の相続対策
夫婦共に女親が健在です。
主人の方は、義母の面倒をみてくれている兄弟に遺産を渡すつもりです。
kinkoの方は、妹(独身)に母の遺産を相続してもらいます。
アラフォーの妹は結婚を諦めたようなので、老後がとっても心配です。
せめてお金がないとねー(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)
親から遺産をもらわないって決めると、揉める要素がなくなり気分はとっても楽です。
親の遺産はクリア、あとは自分達の分!
自分達の相続対策
私達の財産のおおよそは子供達も知っています。
銀行や証券会社の口座番号の一覧表は作ってあるので、かくれ遺産にはならないはずです。
不動産は自宅以外にありません。
最近、息子がタダで住み始めたため、娘は羨ましく思っている模様。
だが、娘に言っておく!
お父さんが転勤になった時、空き家になるから自宅から大学へ通って欲しい、就職も地元から通えるところをと提案したよね?
全部蹴ったのは自分でしょ?チャンスはたくさんあったのにさ。
自分が好き勝手したのだから、羨ましく思うのはおかしいよね?
親は子供に平等にしたいと思ってますよー
とにかく、相続争いが起こりそうなら全額どこかへ寄付しますからね!
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