いやぁ〜、電力会社の不正が止まりませんねぇ💦
公正取引委員会は独占禁止法違反で、中国電力、中部電力、九州電力、関西電力4社に総額1000億円を超える課徴金の納付を命じました。
電力販売めぐり大手電力4社が“カルテル”課徴金総額1000億円超…過去最高額
カルテルとは、各企業がそれぞれ決めるべき商品の価格や生産数量などを共同で取り決める行為です。(いわば談合みたいなもの)
2016年4月〜一般家庭でも電力が自由化され、より安い電力会社へと顧客が移っていく行為を阻止したかったのでしょう。
この4社の課徴金は、中国電力約707億円、中部電力に約275億円、九州電力に約27億円、関西電力0円!?とのことです。
関西電力は、自社が関わった違反内容を公正取引委員会に自主申告したため、「課徴金減免制度」により、課徴金を免除されたらしいです。
なるほど〜、他の3社を裏切ったってことかしらね?
この件で、中国電力の会長と社長が引責辞任するそうです。燃料費高騰で赤字転落(▲1740億円)した上に、投資子会社を通じて出資した台湾の洋上風力事業の収益性が大幅に低下する見込みのため181億円の損失を計上。インフラじゃなければ倒産してもおかしくないレベルです。
電力会社は4月から値上げするべく、消費者へお知らせしていました。
しかし、最近になって原油価格が落ち着いてきたことから、経済産業省は電力価格の再計算を促し、電力7社に4月からの値上げ開始を先送りさせています。
我が家の今年1月の電気料金が通常の3倍でビックリでした。3月の電気代はその半分にまで減りましたが、太陽光発電などの再生可能エネルギーの分を上乗せさせられるのには納得がいきません!!💢
中国電力の株価
あれだけの不祥事が報道されたにも関わらず、株価にあまり影響はありませんでした。

※投資は自己責任でお願いします。
お読み頂きありがとうございました!
高配当株が好き〜💕
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