
こんにちは、kinkoです。
日経新聞によると、FRBの「政策金利3%天井案」が浮上しているようです。現在の政策金利は1.5〜1.75%ですが、3%で打ち止めとなると過去に例をみない低金利が続くことになります。
前回の利上げ局面(2004年6月〜2006年6月)では、政策金利を5.25%まで利上げしました。2000年以前の政策金利は、平均7%もありました。ですから、「米長期金利の3.1%で慌てるな!高金利時代と比べればまだまだ低い!」という記事を以前に書いたのです。
今年もあと2〜3回の利上げが予定されていますから、もっと米長期金利が上がり、円安へと向かうだろうと予想していました。そうなれば、2019〜2020年あたりに米国市場が冷え込む…そこが仕込むチャンスかな?と思っています。
まだ噂の段階ではありますが、なぜFRBは、「2019年利上げ打ち止め」を言い出しているのでしょうか?
適正政策金利を模索
FOMC(連邦公開市場委員会)は、中長期的に適切な政策金利を分析しており、その中央値が2.9%なのだそうです。今の利上げペースのまま続けば、2019年半ばに3%に達すると見られ、そこが今回の「政策金利の天井」と言うことです。
タカ派と言われる利上げに積極的なフィラデルフィア連銀総裁のハーカー氏でさえ、2019年に利上げ局面が終了するだろうと言っています。
米国市場は、今年2月の大暴落から横ばいで推移しています。今年3回の利上げは折り込み済みなのか?地政学リスク、貿易戦争なども軟化している今は、方向感を失っている状態です。この報道が本当なら市場にとっては良いことですね。
市場予想と投資
kinkoは、FRBが政府の機関ではなく私立銀行群の集まりだと知ってから、あまり信用してはいません。3%天井説も「本当かな?」と懐疑的に見ています。機関投資家や金融機関は、ずっと株式市場が右肩上がりでは、儲けは少なかろうと思うからです。
過去の歴史を振り返ると、大なり小なり10年周期で市場の暴落は起こっていました。もっと早く対応していれば、リーマンショックだって避けられたはずなのに対策をしませんでした。これは、偶然ではなく必然だったのでは?と疑ってしまいます。
オカルト界隈で金融の話を目にすると、ドルは10年前の4倍も紙幣が刷られているらしく、世界はお金が余っているようです。NYダウは5万ドル、日経平均株価は5万円となっていてもおかしくないのだなと思えてきます。でも、そうならない何かがあります。
プロでも市場予想が難しいのは、何故でしょう?「経済は生き物」だからと言われますが、本当にそれだけでしょうか?
これだけ市場を予測するのが難しいのでは、投資ブロガーの水瀬さんのようにドルコスト平均法で坦々とインデックス投資をした方がいいのだろうと思います。特に資金力が少なく時間がたっぷりある若者にはピッタリの投資法でしょう。
しかし、数年後の配当金生活を目指しているkinkoには時間がありません。米国株、日本株どちらも配当利回り5%以上の銘柄を物色しています。日本株の場合は、優待品を家計の足しに出来るので、桐谷さん銘柄を参考にしています。
※投資は自己責任でお願いします。
ま と め
- 米政策金利、2019年3%天井説
- 政策金利の中央値は2.9%
- 市場予想はプロでも難しい
- 投資は自己スタイルでいい
お読み頂きありがとうございました!
ポチッとしてくれると嬉しいです♪(*^^*)