
こんにちは、kinkoです。夫婦の家計管理はそれぞれですが、夫のお小遣い制については賛否両論あると思います。
今回、こばやしさんの“お小遣い制なんておかしい!「夫が妻に生活費を渡す」形が望ましいと思う”という記事を読んで、「無理な家庭もあるのよー」という老婆心ながら、我が家の状況をご紹介したいと思います。
夫が妻に生活費を渡す形
本来ならこの形が望ましいのだと思います。
ただし、夫に下の条件がつきます。
1.家計管理に興味がある
2.無駄使いをしない
3.資産管理が出来る
4.投資で資産を増やそうと考えている
などの気概がある旦那さんには家計を任せて大丈夫でしょう。こばやしさんのように子供の前で妻に生活費を渡す姿は、カッコイイですし理想的です。
でも、多くの家庭でお小遣い制にしているのは、“2”が出来ないからなんです。特にバブル世代は、「宵越しの金は持たねぇ」タイプの男性も多いのです。
kinkoの知り合いには、子供の前で奥さんに生活費だけを渡し、あとは自分の好きに使う方がいます。仕事と称して毎日のように部下を連れて飲み歩き、付き合いだと言っては休日に趣味のゴルフに行き、給料のほとんどを使っていました。
最近になって貯蓄額の嘘がわかり、成人した子供には軽蔑され、奥さんには愛想を尽かされているそうです。
東証一部上場企業に勤めながら、勤続30年で出来た貯蓄は300万円しかありませんでした。定年まで後5年、他人事ながら心配になっています。
このように夫が生活費を渡す形を取っていても失敗する家庭もあるのです。
我が家のお小遣い制度
結婚当初、DINKS時代の我が家のお小遣いは、お互い月3万円ずつからスタートしました。主人は家計管理をしたくないからと給料を全て渡してくれました。21歳だったkinkoによく任せてくれたなーと思います。
子供ができ、家を建てたりすると家計管理をしている側は、自分のお小遣いから削ってゆきます。子供を理由にして会社の飲み会に行かなくなれば、月1万円のお小遣いでも余りました。
主人のお小遣いは、住宅ローンを完済するまで月3万円でした。その後、5万円、7万円、10万円と増えていきました。ちなみにボーナスは額面の10%がお小遣いでした。
お小遣い制度時系列
夫 | kinko | |
1〜15年 | 月3万円 | 月5千〜3万円 |
16〜22年 | 月5万円 | 月1万円 |
23〜28年 | 月7万円 | 月1万円 |
29年目 | 自由 | 自由 |
30年目 | 月10万円 | 自由 |
結婚29年目で、家計簿を辞めてみたため主人のお小遣いは青天井となり、この1年間で無駄使いした金額は数百万円になりました。
これはマズイという事になり、話し合いの結果、配当金生活が達成できるまでお小遣い制度に戻りました。
興味のある方は、28年間の家計簿から卒業して1年、やっぱり家計簿は必要でした!をご覧ください。
家計管理は得意な方がすればいい
主人はもともとお金を貯める事に興味がありません。我が家の資産が増えようが、投資で増減しても「ふ〜ん」と我関せずの姿勢です。紙幣はただの紙切れだと思っているようです。^^;
「お金が増えて何が楽しいの?」と聞かれます。この質問をされると返答に困ってしまいますが、老後が安心して生活出来ると思うと嬉しいとしか言えません。^^;
ある日、誕生日に「コーチを買ってあげるよ。」と言ってくれたので、kinkoはネットの証券口座にログインし、コーチの株価を見て「何株買ってくれるの?」と言いました。
主人「いや、コーチのバック…」
こんなおかしな夫婦なんですが、主人は稼いで使う人、kinkoは貯める人という役割分担が出来ています。
主人が家計管理をしたなら、生活防衛資金しか残さずあとは全て使っていたでしょう。ですから、家計管理は得意な方がすればいいのではないでしょうか。
主人の興味は、“名誉”と“物”
主人はよく、
「仕事を実直にこなせば、名誉がついてくる、後からお金がやってくる」
「お金のために仕事をするのではない、世界平和のため」
と、言っています。kinkoは理解に苦しむのですが、まぁ、価値観が違うのですから仕方ありません。仕事のストレスで大病したり、顔面神経痛なんて何度もしているのに命より仕事が好きなのです。
投資家の皆さんが「社畜」とか「アーリーリタイア」とか言うのを見て、本気で悲しんでいます。どうしたら楽しく仕事が出来るようになるかな?とか考えているようです。
いやいや、あなたこそ30年以上働いたんだから、リタイアしようよーと言うんですが、一向に首を縦に振りません。
主人「こんな優秀な人材がリタイアしたら社会の損失だよ?」
kinko「・・・、そうだねー(笑笑)」
もうね、次元が違うから諦めています…
物欲も凄いんです。アメリカ人で830億円の宝くじを当てた人を見て、主人は使い切る自信があると言い放ちました!Σ(゚д゚lll)
主人「でもね〜800億円じゃ足りないんだよねー、AIに算入するには5,000億円欲しいよね…」
ほんと面白い主人です。
いつのまにか主人の話に逸れてしまいましたが、こばやしさんのように家計をしっかり管理出来る人もいれば、全く興味がなくやりたくない人もいると言う事を知って頂ければと思います。
とにかく、夫婦円満であれば何でもいいんですよね…
ま と め
- お小遣い制にするのには訳がある
- 家計管理が出来ない夫もいる
- 得意な方が家計管理しよう
こんばんは。なるほど。旦那さんお給料全部渡してたのですね。
いま新婚で、光熱費、食費が無料(実家のため)で通信費は自分持ち、雑費、お小遣いをいくら渡そうか迷ってます。
kinkoさんならどのくらいだと思います?
お小遣い3万、雑費2万くらいですかね?
火消し男さん、こんにちは。
いつもコメントありがとうございます!
食費、光熱費が無料とは羨ましい〜、家賃もタダってことですよね?いいなぁ〜いいなぁ〜。(笑)
お小遣いは、奥様が働いていらっしゃるならそれぞれのお給料で賄えばいいと思いますが、専業主婦なら本人に聞いてみたらいかがでしょうか?
私だったら、火消し男さんが外食費やレジャー費を出してくれるなら、お小遣いは1〜2万円で十分かな。子供が産まれるとお金がかかりますから、今のうちに貯めたい旨を奥様に伝えれば、納得して貰える気がします。(*^^*)
返信ありがとうございます。記事元忘れて探すのに時間かかりました(笑)
なるほど、なるほど。外食、レジャー費も自分が管理すればよいのか(笑)
なんだか娘がいるみたいですね。(笑)両親が自分が20代のときに建ててくれた別宅なので水回りはないけど住める感じです。お金は50歳までに貯めて働く日数少なくしたりしたいですね。
[…] こんにちは、kinkoです。先日の記事、“夫のお小遣い制は是か非か⁉︎家計管理はどちらがやればいい?”が思わぬ反響を頂き驚いています。 […]