
こんにちは、kinkoです。
最近、週刊誌にも『セクハラ』の文字が多くなりました。
昨年、財務省事務次官のセクハラ疑惑問題が表紙を飾ったことやハリウッド女優によるSNSでの#Me Too 運動などで、世間にたびたび取り上げられています。
日経新聞の女性1000人を対象にした「セクハラに対するアンケート」によると、被害に遭った女性の6割もが、仕事への影響を考えて我慢しているという結果でした。
コンプライアンスが叫ばれるようになった現代でも、まだ多くの女性が泣き寝入りしているのには驚きです。
セクハラのアンケート
下のアンケート結果を見ると、社内でセクハラを受けた女性の61.3%もの人が我慢したと答えています。
相手が社外の人となるとさらに増えて67.7%にも上ります。
我慢しなければならない理由は、「仕事に悪影響が出るから」が社内・外ともに最多でした。
さらに「相談しても状況は改善しないと思った」という意見がありました。
②のセクハラを相談した結果どうなったか?のアンケートでは、改善は2割ほどで、全く変わらない、一部改善は約8割でした。
この結果を見る限り、どうせ相談しても状況は変わらないだろうと思ってしまうのも仕方ありませんね。
セクハラにあった本人が言い出しにくいのなら、周りの人たちが声を上げていけるよう心配りが必要だと思います。

出所:日経新聞
男性へのセクハラ
ひと昔前までは、女性が男性に対して行うセクハラを『逆セクハラ』と言いました。
これが男性に対する性差別に当たるとして、「逆」の文字を取り、男性、女性どちらも『セクハラ』と言うようになっています。
男性へのセクハラ報道で記憶にあるのは、橋本聖子参議院議員による元フィギュアスケート選手の高橋大輔さんへの無理やりキスセクハラ疑惑です。
高橋さんが否定され事なきを得た事件?でした。
男性からは、「キスが嫌だった」とは言いにくいでしょう。
嫌がる素振りすら出来ないのかもしれません。
セクハラ=女性被害者と思いがちで、女性以上に会社へ相談できない男性社員が多いと言います。
女性に言い寄られた自慢?と嫉妬されそうで怖いのだそうです。
男性へのセクハラもややこしいですね!
女性自身は、自分へのセクハラを防止するのはもちろんのこと、自覚のないまま男性社員へパワハラやセクハラをしていないか?も考えてみたいものです。
バブル期のセクハラ
バブル期当時は、お尻をポンッと叩かれる、膝カックンは日常茶飯事でした。
上司はみんなにやっていたので、嫌でしたがスキンシップの一環だろうと思っていました。
kinkoが18歳で行った社員旅行では、30代女性(既婚)と上司40代男性(既婚)がみんなの前でキスをしていました。(しかも女性から迫っていたように見えました)
高校卒業したばかりの田舎者にはショックでした。
次の年から社員旅行へ参加しなくなったのは言うまでもありません。
40代の先輩は宴会の席でバストをポロリと見せちゃうし、直接的、間接的にセクハラは蔓延していたように思います。
その職場では、男性の被害者の方が多かったかもしれません。
麻生大臣の「セクハラ罪という罪はない」という発言からして、まだまだ日本は遅れているのでしょうね…
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