
こんにちは、kinkoです。
最近、子供を捨てる親をよく見かけます。
有名ブロガーのあの方を始め、あきんこちゃんのご友人の夫など、顔も知らない人なのにモヤっとして怒りすら湧いています。
この感情をここで吐き出させて下さい。
夫婦は長い結婚生活の中でたくさんのトラブルがあるものです。
浮気、不倫、借金、ギャンブル、暴力etc…
今や3組に1組が離婚する時代ですから、別に離婚したっていいんですよ。
何がモヤっとしているかって?
それは、子供を捨てていく親がいるということ!
これだけは本当に許せないんです。
たぶん、自分の生い立ちが原因でしょう。
kinko幼少の頃
母は、私が生後7ヶ月の時に夫のDVで離婚しました。
実父の家は、女中さんがいるような裕福な家でした。にもかかわらず、実父は慰謝料も養育費も払いませんでした。
離婚は世間体が悪かったのでしょう。実家に戻った母に追い打ちをかけるように祖父母が冷たく言ったそうです。
「いつまでも居られては困る。叔父が結婚する歳だから早く出て行ってくれ」
その時、叔父は18歳でした…まだ相手もいないのにです。
ネットで情報を知ることが出来なかった時代では、生活保護や母子手当てを貰う知識がなく、唯一「母子寮」と呼ばれる長屋に格安の家賃で住めました。
6畳一間、風呂なし、汲み取りトイレ付、月680円。2DKのアパートが月1万円でしたから、相当格安です。おかげで、母の給料が月4万円でも貯蓄が出来ました。
お風呂は1週間に1度、母の実家でもらっていました。今の若者は、この「お風呂をもらう」という意味がわからないと思いますが、「お風呂を借りる」ということです。
母子家庭で、着た切り雀の汚い子は当然いじめられました。貧しいのは我慢できるのですが、それが原因でいじめられるのは辛かったです。
そして、実父を恨むようになり、自分は捨てられたんだと思うようになりました。
お金のない辛さも嫌というほど味わいました。早く大人になって働いて、母にお風呂のある家を建てたいと思ったものです。
この生活は、私が小学校2年の時に母が再婚するまで続きました。
「三つ子の魂、百まで」とも言いますが、幼少の頃に体験したことは、一生涯忘れることができません。
不幸自慢をするつもりはありません。世の中には、私なんかよりよっぽど不幸な人がいると思います。
でも、母子家庭になってしまうと実家の支援や養育費がない場合は、どうしても貧困になってしまうことをわかって欲しいのです。
出て行った配偶者の方は、そのことを踏まえ、置いて行った子供に恨まれないように、養育費だけでも払って欲しいです。
最終的に解決できるのは「お金」しかありません…
出戻り娘にする仕打ち
もし、私が離婚したら、母はきっと一緒に暮らそうと言ってくれると思います。自分の娘もそうなれば同じように暮らすだろうと思います。
母の不幸は、身内が冷たかったことです。
ある日、母子寮に一度も来たことのない祖父が訪ねてきました。
新婚の叔父の奥さんが実家へ戻ってしまったため、連れ戻しに行くために汽車賃の10万円を貸して欲しいとの申し出でした。
祖父母と叔父は働いているのになぜお金を借りに来るんだろう?と子供でもおかしいことはわかりました。
でも、人のいい母は貸したんですよね…全財産30万円の1/3の10万円も。
それから、叔父は戻って来た奥さんとテレビが欲しいといって、私達からテレビを奪っていきました。
母は叔父が買ったものだから仕方ないと思っていましたが、後に母と母の妹のお金で買ったものだったとわかりました。
当時、5歳くらいだったkinkoは泣きました。テレビが唯一の娯楽でしたから、明日から「秘密のアッコちゃん」が見れなくなると思って…
そして、母は、叔父の口利きでカラーテレビを20万5千円で買いました。
今思えば、テレビを持っていったのは、母に新しいテレビを売り付けるためだったのだろうと思います。そして5千円は叔父のマージンだったんじゃないかと…
この叔父はのちに、迷惑行為をやらかしていますから十分考えられます。
また、別の機会にブログで書きたいと思います。
(【堕落】29歳の姪っ子に150万円の借金を申し込できた叔父の末路…)
その頃の祖母はというと、同じように家には寄り付きませんでした。今で言うコミュ障で人と話をしているところを見た事がありませんでした。
ほんの数ヶ月暮らしただけなのに、kinkoの夜泣きのせいで9年間も耳鳴りだったと言われました。^^;
何かにつけて「お前らが悪い」と言われ続けていたので、母が可哀想でなりませんでした。
このように、実の親や兄弟でも冷たい人はいます。まして、赤の他人だった配偶者はそれ以上になるかもしれません。
子供を捨てない事が一番ですが、自分や子供を守るためにも財産の確保はしておくべきでしょう。そして、いつでも働きに出られるようなスキルを身につけておくことも必要でしょう。
子供を守るのは、親だけです!
あとがき
kinkoのたった8年間ほどの貧乏暮らしはマシなんです。
なぜなら主人はその上を遥かに超えているからです。
ああー、書きたい!でも、本人の承諾が得られません。
[…] 、お風呂のない6畳一間のアパートで育ちました。 […]