
引用元:ウィキペディア
こんにちは、kinkoです。
日本市場は方向感なくジリ貧基調の日経平均株価ですが、そんな中でも逆行高となっているのは、オリエンタルランドです。
今年4月、オリエンタルランドは、2023年までに3350億円をかけ「アナ雪」などを題材にしたニューアトラクションの建設を発表、高級ホテルなども併設する予定で、敷地面積は2割も拡張するそうです。
オリエンタルランドが好調な理由
【4661】オリエンタルランド株価
7/4終値株価 | 11,500円 |
PER | 47.23倍 |
PBR | 5.24倍 |
配当利回り | 0.35% |
【オリエンタルランド1年チャート】

参照:ヤフーファイナンス
ここ1年のチャートは、きれいな右肩上がりです。PERはすでに47倍となっており、テクニカル的には買われすぎだと思いますが、優待銘柄でもあるため下値不安は少なそうです。
個人投資家の中には、東京ディズニーリゾートの入園券(大人7400円分)を狙って、株を購入している人も多いと思います。今年は、開設35周年記念として3年、100株以上保有している株主に対し、入園券2枚を追加で進呈してくれます。
そして、5年後の2023年にはさらに4枚も追加で入園券を頂けるのですから、なかなか株は手放せないでしょう。新しくなった東京ディズニーリゾートへ行きたいでしょうし、家族からも「株、売らないでぇ〜」と言われそうです…

参照:ヤフーファイナンス
オリエンタルランドが好調な理由は、まだあります。
下記のグラフを見ると、入園料を値上げしても入園者数は増え続けています。営業利益はここ5年間、1000億円を超えていて順調です。

出所:日経デジタル
日経新聞によれば、東京ディズニーリゾートの2023年の年間来場者数は4000万人(2019年3月予想の3割増)を見込んでいます。入園料を7400円→1万円に値上げすれば、1株利益は699円と試算することができ、2019年3月期予想の2.9倍になります。
新設されるキャラクターは、あの大人気だった「アナ雪」と「塔の上のラプンツェル」、「ピーター・パン」で、固定ファンが多いとみています。さらに、訪日外国人をターゲットにした高級ホテルも建設し、集客を呼び込む方針です。
と、ここまでは良いことづくめですが、不安な点もあります。
東京ディズニーリゾートで一番嫌なところは、『混雑』だと多くのみなさんが感じていることでしょう。2割の敷地拡大に対し3割の入場者増となると、今より混雑することは目に見えています。開閉園時間の幅を広げるとか、思い切って24時間営業にするとか何らかの対策を講じて欲しいと思います。
kinkoが買うならウォルトディズニーかな?
オリエンタルランド株が今後上昇が見込まれるとしてもkinkoは買うつもりはありません。なぜなら、1単元購入するのに115万円と高額なこと、配当利回りが低いこと、優待券がkinkoにとって必要ないからです。
散々、煽っといて買わんのかい!と言われそうですが…もし、kinkoが買うとすれば、親会社のウォルトディズニーの方でしょう。
オリエンタルランドは親会社の【DIS】ウォルトディズニー社へロイヤリティ(入園料10%、キャラクターグッズ5%)を払っているそうです。著作権の使用料だけで、売上高のおおよそ7%も搾取されているんです。しかも経常利益に対してではなく、売上高にかけちゃうところがミソで、ウォルトディズニーやるなぁ〜!と感心しています。
ウォルトディズニーの7/3終値株価は104ドルで、配当利回りは1.6%ほどです。もうちょっと配当利回りが欲しいので、購入は見合わせているところです。
※投資は自己責任でお願いします。
ま と め
- 2023年、アナ雪などのニューアトラクション新設
- 4000万人の来場者数と入園料は1万円?
- 開設35周年、40周年記念優待品あり(保有3年以上)
お読み頂きありがとうございました!
ポチッとして下さると嬉しいです♪(๑˃̵ᴗ˂̵)