一昨日、OPECなどの原油の減産発表で、原油先物が一時6%ほど上昇しました。
本日も1バレル80ドルの高値圏にあります。

インフレ再燃リスクが高まったと言わざるを得ません!(泣)
しかも、ブルームバーグの記事によると「供給を据え置く」という約束をあっさり破っての減産ですよ。
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は2日、5月から日量100万バレルを上回る減産を実施すると発表した。市場の安定を維持するために供給を据え置くとこれまで約束していたため、協調減産は意表を突く格好。
それでも米国市場や日本市場の株価は上昇、この影響はなかった?と安堵していましたが、今日になって両市場共に陰りを見せ始めました。
この減産の理由は、原油価格を釣り上げることはもちろんのこと、景気減速で原油の需要が減ることを見込んでのことだろうと思います。
いったいどこまで原油が上がるのでしょう?😱
元ホワイトハウス当局者で米ラピダン・エナジー・グループを率いるボブ・マクナリー氏は「強気のシナリオがある」と指摘。「もし彼らが強気のシナリオに切り込むなら、バレル100ドルをあっという間に通過するだろう」と3日のブルームバーグTVとのインタビューで語った。
1バレル100ドルをあっという間に通過って…どんだけ〜?
過去のデータを調べてみると、2008年7月3日に1バレル145.31ドルが最高値でした。
奇しくもリーマンショック2ヶ月前ですね!
米国の3銀行が破綻したし、クレディ・スイスは買収されたし、昨日の記事でASEANは米ドルから脱却しようとしているし、経済にとってはよくないことばかりです。
歴史は繰り返すって言うから、金融危機は起こる(いえ、起こされる)だろうと思います。
投資家にとって株価暴落は絶好のチャンスでもあるので、ある程度のキャッシュを持ちつつ市場の行方を見守ろうと思います。
※投資は自己責任でお願いします。
お読み頂きありがとうございました!
金融危機来ても配当金で耐えるぞ♪
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