本日、植田新日銀総裁が日銀政策決定会合の内容を発表しました。
結論は、今まで通り量的緩和継続、つまり「お金じゃぶじゃぶフェスティバル」を続けますってことでした。
金利もそのままだから為替は1ドル135円超えの円安となり、日経平均株価は急上昇、前日比+398円で終わっています。
そして、1年〜1年半かけてレビューしていくようです。
物価目標は依然として2%に拘っていて、ブルームバーグの記事によると、
新たな経済・物価情勢の展望(展望リポート)で初めて示した25年度の消費者物価(生鮮食品を除くコアCPI)の前年度比上昇率の見通しは1.6%と、目標の2%に届かない姿となった。23年度は1.8%、24年度は2.0%と、前回1月の展望リポートからそれぞれ上方修正された。
25年度までの見通しで目標達成が見られそうもないとの見解でした。
いやいや、そもそも物価目標って何?GDP(国内総生産)を上げるのならわかるんだけど、国民の給料が上がらないのに物価だけ上げられても庶民は困るばかりですよ?
今年の春闘で、賃上げの満額回答を得られたのは大企業だけです。市場の95%を占める中小企業は賃上げなんて諦めてます。😭
日銀と政府の政策は、残念なことに持つ者と持たざる者(リッチとプアー)の差を広げただけだと思います。
日経225年初来高値も下影陽線出現で不安
赤枠のローソク足のことを「下影陽線」(別名:陽のカラカサ)と言います。昨日と今日2日連続で出現するのは珍しいです。
この陽のカラカサの意味は、「安値圏で出現した場合は反発を示唆」しかし、「高値圏で出現した場合は天井の可能性を示唆」します。必ずしもその通りになるとは限りませんが、少し不安がよぎります。
今月は、外国人投資家による日本株の買い越しが先週まででも2兆円ほどあり、今週もおそらく買っていると思います。何しろ今日の出来高が異常なほど高く3.7兆円もありました。(※下記JPXの資料より)通常は2〜3兆円の間の出来高が多いです。
出来高を伴っての上昇と見るか、月末なので単なる投資信託の銘柄入れ替えのための売買急増なのか?判断が難しいところですね。
今日の植田さんの会見で、量的緩和継続が1年以上続くと思います。おそらく、日本株は円安株高方向だと踏まえ、押し目は拾っていこうと思います。
※投資は自己責任でお願いします。
娘に「陽のカラカサ」を教えたら、早速調べてショート動画(57秒)を上げてました!
よかったら見てあげて下さいませ🙏
お読み頂きありがとうございました!
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