
こんにちは、kinkoです。2017年11月7日の日経平均株価は、2万2937円で前日比+389円でした。これは、1992年1月9日以来、約26年ぶりの高値だそうです。日経新聞によると、好決算を発表した三菱地所や日本製鋼所などが買いを集め、短期筋のCTA(商品投資顧問)から先物に買いが入ったそうです。このまま上値を更新するのでしょうか?
どうしてこんなに上がったの?
CTAは、世界各国の株式や債券などあらゆる投資対象を比較し、相場のトレンドに追随して売買しています。日経平均先物に買いを入れたということは、日本市場にトレンドが来ているという事、つまり今後も日本市場が上昇して行くことを示唆していると考えられます。
7日午前のCTAの買いを受け、売りを仕掛けていたマクロ系ヘッジファンドが買い戻しに走った事でさらに先物の上昇に影響したそうです。
また、キーエンスなどのハイテク銘柄も上昇し、営業利益が最高益を更新する見通しとなったソニーは、1日で10%も株価が上昇した日を含め、8日連続上昇しています。
過去5年間のチャートを見ると、株価は1,000円→5,000円超えと世界のソニーが復活か?と思えるほど躍進しています。(2017,11,7終値)

参照:ヤフーファイナンス
kinkoの日本株デビューは、1999年7の月(ノストラダムスの大予言?)にソニーを100株買ったことから始まりました。懐かしい!
当時の株価1万1,000円で購入しました。ITバブルもあり、数ヶ月で1万3,500円に上昇したところで利益確定しました。(25万円の利益だったと記憶しています)
その当時買った株を今まで持ってたらまだ半値くらい…そう思うと日本株はまだ戻っていないんですね…
このまま上昇相場は続くのか?
相場がどうなるのかは、経済アナリストだって予想が難しいのですから、kinkoには全くわかりません。この好況を背景に個人投資家の皆さんは利益確定売りに走っているそうです。
それもそのはず、20年近く相場を見て来ましたが、ITバブル崩壊、ライブドアショック、リーマンショック、震災などの影響で何度も裏切られ続けた個人投資家は慎重にならざるを得ないと思います。
日経平均株価の予想PERは約15倍あたりで、欧米に比べてまだ割安なのでしょう。連日のように外国人投資家の買い越しが目立ちます。外国人投資家が6割も占める日本市場では、どうしても影響されます。
日本の個人投資家がまだ上がるのかな?と思って買い始めると、外国人投資家が逃げて行く…何度この場面に遭遇したことでしょう。今回も同じとは言えませんが、熱くならず静観していこうと思います。
冷静に、冷静に、(by監獄のお姫さま)
ま と め
- 日経が26年ぶりの高値を記録
- 外国人投資家は買い増し中
- ソニーの株価は20年前の半値
[…] 先日の記事“日経平均株価が26年ぶりの高値!外国人投資家に追随するべきか?”では、冷静に相場を静観しようと書きました。 […]