
こんにちは、kinkoです。
日本の株式市場は、米国株高の影響で堅調ですね。
ブリジストンなど自社株買いを発表する企業も多く、まだまだ日本株はいけそうな気がする〜♪と思いたいところです。
しかし、中国やヨーロッパでは経済に陰りが見え始めており、米国の債務も過去最高だと聞くと安心できません。
日銀のETF買いに限界?
現在、日銀では年間6兆円もの日本株ETFを購入しています。
昨日の日経新聞によると、「日銀の保有株を日経平均株価に換算すると1万8400円となり、簿価が膨らんでいる」とありました。
つまり、日経平均が1万8400円を割ると含み損が発生するということです。

引用元:日経デジタル
日銀は株式も上場している民間銀行なので、株価が下落すればそれ相当の対応が迫られるのです。
下の図のように赤字転落した場合の損失補填はどうするのか?という問題になってきます。

まさか!の1万1700円以下になると公的資金注入?で、ETF買いが終了となるのでしょうか?
JPモルガン証券の坂上さんは、「将来の手仕舞いの道筋を正面から議論すべき」と言っています。
日銀のETF買いがなくなれば、それこそ暴落が予想されます。
日銀は今まで通りじゃんじゃん紙幣を刷って、どんどんETFを買い日本市場を支え続けるしかないのでは?と思います。(開き直りw)
庶民の所得が増えなくても、株価さえ下がらなければいいという政府の方針ですからね、株価対策はしてくれると期待しますが…。
円高になると株安に…
為替では、対ユーロで円高です。ユーロの価値が下がるということは、欧州経済が失速し始めているということです。(高級ブランドが安く手に入るチャンスですw)
対ドルでは110円台後半で、若干円安です。アメリカ経済は絶好調で、それはNYダウにも現れています。
しかし、貿易赤字を解消したいトランプさんは、円高へと誘導してくるでしょう。
それにアメリカの債務や量的緩和における資金供給量を考えると、もっと円高になってもおかしくないですし…
円高になると、日本市場が下がるというのは定説です。
リスクオンと言うけれど…
ヤフーファイナンスなどのニュースを見ると、「投資家がリスクオンの動き」とあり、株を買う→株価上昇…と言っています。
先週まで5週連続外国人投資家が売り越しとか、決算が昨年より低い企業の方が多いと聞くと、本当にリスクオンして大丈夫?という疑問が湧きます。
株価を上げておいて、ど〜んと下げるんじゃないの?12月みたいに…なんて穿った見方をしたりして、疑心暗鬼です。
まぁ、こういう心理状態の時は動かない方が身のためなので、個別株は様子見中です。
でも、お遊びで日経ベアETFをちょっぴり購入してみました。遅かれ早かれリセッションは来るだろうと思っているからです。
こういう取引をすると、主人から「インカムゲインはどうした?キャピタル好きだね〜」と揶揄されるんですが…(^◇^;)
あくまでこのブログは、「高配当米国株の長期投資で配当金生活」(長いな…)を目指しています!
※投資は自己責任でお願いします。
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