
こんにちは、kinkoです。マイナス金利政策導入で、大手銀行の普通預金金利は、0.001%です。定期預金金利ですら0.01%です。100万円を定期預金に1年間預けても利子はたったの100円です。
それに比べ、ネット銀行はティッシュやラップの景品はくれませんが、預金金利は大手銀行の10〜25倍もあります。これからの時代、スマホからでも簡単に振り込みや送金が出来るネット銀行を利用してみませんか?
大手銀行VSネット銀行
日本の大手銀行といえば、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行ですね。その大手銀行とネット銀行の預金金利やローン金利、振り込み手数料などのサービスを比較します。
銀行金利比較
銀行名 | 普通預金金利 | 1年定期 | ローン(変動) | #振込手数料 |
みずほ | 0.001% | 0.01% | 2.475% | 864円 |
三井住友 | 0.001% | 0.01% | 2.775% | 864円 |
三菱東京UFJ | 0.001% | 0.01% | 5.475% | 864円 |
ネット支店 | ||||
オリックス | 0.02% | 0.25% | 1.7%〜 | 月2回無料 |
静岡 | 0.001% | 0.25% | 2.475% | 216円 |
住信SBI | 0.01% | 0.20% | 0.99%〜 | 月15無料 |
SBJ | 0.02% | 0.15% | ー | 月7回無料 |
楽天 | ※0.1% | 0.12% | 1.9%〜 | 月3回無料 |
イオン | *0.12% | 0.05% | 3.8%〜 | 200円 |
#振り込み手数料は他行宛、大手銀行は窓口での手数料
※楽天証券保有者のマネーブリッジの場合
*イオンカードセレクト入会者に適用
ネット銀行メリット・デメリット
メリット
- 1年定期預金では、大手銀行の12〜25倍の金利
- 他行振り込み手数料は、回数限定で無料
- カードローンに低金利なものがある
- 24時間いつでも取引可能
デメリット
- 現金の入出金が出来るATMが限定されている
- ネット銀行のホームページにログインできない時がある
- 公共料金や税金等の引き落としを対応していない銀行がある
- 通帳記帳がない不安がある
ネット銀行口座開設マニュアル
ステップ1:ネット銀行を比較選定する
ネット銀行に口座を開設するに当たっては、「どのネット銀行に口座を開設するのか」を決定する必要があります。ネット銀行の比較をし、自分にぴったり合うネット銀行を選びましょう。
ステップ2:ネットで申し込みし、必要書類を返送する
ネット銀行に口座開設の申込または資料請求をすると、ネット銀行から口座開設の為の資料が送られてきます。その資料に必要事項を記述して、本人確認書類のコピー(免許書など)を添えて返信します。
ステップ3:キャッシュカードの受け取り
ネット銀行に資料(口座開設申込書)を返送すると、1週間~2週間程度でキャッシュカードが送られてきます。このカードは普通の銀行と同様に、お金の入出金に利用するものです。
ネット銀行によっては、同時にカスタマーカードというものが送られてきて、「ネット銀行の利用設定」というものを行なう必要があります。
ステップ4:口座開設〜初期設定
・ログインIDとパスワードの設定
ネット銀行では、まずログインIDとパスワードを設定する必要があります。ネット銀行では、インターネット上の当該ネット銀行のホームページからログインし、各種手続きやサービスの提供を受ける事になります
「ログインする」とは、ネット銀行におけるあなた専用のページに入る(通帳を開く)という行為と同じ事になります。ログインIDとパスワードについては、重要な情報ですので忘れないように大切に保管しておいて下さい。
・メールアドレスの登録
また、その際メールアドレスの登録も行います。ネット銀行からの連絡の多くは電子メールを使って送られてきますので、普段からよく利用する電子メール(携帯電話のメールアドレスなど)を登録するようにしておきましょう。
・口座にお金を入金する
ネット上に自分の口座が出来たら、実際にその口座へお金を入金しておきましょう。普通預金金利だけでも大手銀行の10〜100倍もの金利ですから、なるべくネット銀行の方へ廻したいですね。
ネット銀行Q&A
Q:ネット銀行が倒産したらどうなる?
A:預金保険機構の範囲内預金は保護されます
預金保険機構とは預金者の保護を目的して設立されている機関です。銀行(ネット銀行を含む)が破綻した場合などに、預金者を保護するために、最高1000万円とその利息部分までを全額補償するという預金保険制度(ペイオフ)を実施しています。
ただし、外貨預金、外貨定期預金、仕組み預金の金利部分などは保護対象ではありません。
Q:倒産したら1,000万円を超えた部分は戻ってこない?
A:倒産した銀行の返済能力によって変わります
1,000万円以上の資産がある場合、複数の銀行に資金を分散させた方が良いでしょう。また、預金以外の有価証券(投資信託や国債など)に切り替えておくという方法もあります。
有価証券の場合、銀行・証券会社に「預けているだけ」になり、こうした資産は「分別管理」という方法により別管理されていますので、有価証券は金融機関が破綻した場合も戻ってくることになります。
Q:ネット銀行口座の不正取引はどうなる?
A:預金者に過失がない場合は、銀行が負担
ネット銀行に限らず、都市銀行や地方銀行でもほとんどの銀行が「オンラインバンキングサービス」を提供しています。そうした中、詐欺やウイルス、盗難などによるオンラインバンキングの不正利用については、預金者に過失がない場合に限り、銀行が全額負担してくれます。
ただし、パスワードやIDの管理がずさんだったり、パスワードの変更などを全然行っていなかったなど預金者側に「過失あり」と判断された場合には、保護される金額が減額される可能性があります。
また、「楽天銀行」や「ジャパンネット銀行」では、口座の不正利用に対する保険に加入しており、万が一の場合の預金者保護に努めるネット銀行があります。
kinkoのネット銀行
kinkoのメインネット銀行は、楽天銀行を利用しています。株式取引を行っている楽天証券と提携したマネーブリッジに入っています。普通預金金利が0.1%と有利ですし、証券口座に資金が必要になった場合は、リアルタイムで資金の移動ができて便利です。
また、楽天銀行ではBIGやロトなどの宝くじの購入、アンケートや住宅ローンの相談などで、楽天ポイントが付与されます。楽天ポイントは、楽天市場でお買い物することも出来ますし、楽天証券の投資信託の購入代金としても使用できます。
今後は、イオン銀行を開設しようか検討中です。イオンセレクトカードをすでに持っており、イオンポイントのW取りや株主優待のキャッシュバック制度でもっとお得に利用できるか思案しています。
ま と め
- ネット銀行は大手銀行の10倍以上の金利がある
- どの銀行でも1,000万円まで保護されている
- ネット銀行は振り込み手数料が安い