子供の教育

【お金の教育】ゲームから実践へ、子供も一緒に投資の勉強!

こんにちは、kinkoです。(リライトしました)

周りの親戚が貧乏人ばかりの子供の頃は、お金の話はタブーでした。

お金に働いて貰う(投資)という考えを知ったのは30歳を過ぎてからです。それでもデイトレを投資と穿き違え、数々の失敗もしています。

やはり、お金の教育は子供のうちからしておかないと大人になって困るだろう…

kinkoのように大きく失敗しないように子供達にはお金の教育も必要だと思い、遊びから楽しく学べるように、ゲームや本からお金の勉強を始めました。

我が家の本棚には「金持ち父さん、貧乏父さん」シリーズが5冊もありました…

 

ゲームからスタート

 

子供達2人が小学生の頃、「人生ゲーム」の復刻版が流行りました。懐かしさのあまり買って帰り、家族4人で遊び始めると人生ゲームの奥深さに気づかされました。

リアルな人生にも色んなイベントや思わぬトラブルが起こりますが、このゲームは人生の縮図を見ているようでもあり、お金の計算の練習にもなりました。

でも、人生ゲームはルーレットによる運的要素が大きいため、自分の意思でお金持ちになっていくゲームってないかな?と探すようになりました。

そして、出会ったのがモノポリーとキャッシュフローゲームでした。

 

【モノポリー】

モノポリーとは「独占」の意味で、会社や不動産を売買するボードゲームのことです。1935年にアメリカで生まれ、世界中で最もプレイヤーが多いボードゲームと言われています。

日本では、将棋会に愛好家が多く、1989年の竜王戦の初日終了後には島朗と羽生善治が対局者同士でモノポリーを楽しんだという話まであります。

棋士がする遊びですから、難しいのは言うまでもありません。必要技能は、資産管理運用に加え、交渉術といったゲームとは思えない高尚なものです。

家族でゲームをすると必ずと言っていいほど娘が最初に破産し、次にkinko、主人と息子の2人がなかなか決着がつきにくかったです。

先に破産した2人はふてくされて、次の一戦では「お兄ちゃんを嵌めてやろう」と作戦を練るのに、ゲームが進むうちにそんな事は忘れて私利私欲に走り出します。すると必ず負ける…そうです、投資と同じで熱くなったら負けるんですよね。

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【キャッシュフローゲーム】

お金の勉強として、「金持ち父さん、貧乏父さん」シリーズを何冊も買って子供達に読ませていました。

キャッシュフローゲームとは、その著者、ロバート・キヨサキ氏が1994年に作ったボードゲームで、投資・ビジネス・財務諸表の仕組みを学び、 ファイナンシャルインテリジェンス(お金に関する知性)を高めるゲームです。

このゲームの仕組みは、いかに早くラットレース(勤労所得)の世界を抜け出し、不労所得が支出を上回る経済的自由の世界へ行けるかというものです。

家族でこのゲームをすると、モノポリーよりも勝敗は平均化されていましたが、息子が一番強かったと思います。

※【注意】最近では、「キャッシュフローゲーム」をうたったセミナーやゲーム大会があり、詐欺めいた投資話のために参加者を募っているとの話もあります。

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キャッシュフローゲーム、調べてみたらこんなに高かったっけ?と思ってしまいました。確か英語版だったら2万円しなかったはずですが、それでも、2万円のボードゲームは高いので、2,000円台で買えるモノポリーの方がお得に感じます。

 

中学入学時に証券口座開設

 

子供が中学生になったら証券口座を開設しました。今のようにジュニアNISAなどなかった時代では、子供の口座を作るのに大手証券会社に親子で赴かねばなりませんでした。

口座には、実際に子供達が貯めていたお小遣いやお年玉を入金しました。自分のお金で投資することで真剣味が違うだろうと思ったからです。

株式に投資するほどの預金はないので、1,500円から投資できる外貨MMFに投資するように勧めました。個別株式と違って、外貨でしたら国が潰れない限りなくならないと考えていました。

また、当時はNZドルMMFが7%、豪ドルMMFが5%ほどの高金利でしたから、米ドルを含め、色んな外貨MMFに少しずつ投資させました。

すると、子供達は朝のニュースで為替を気にするようになり、自然と社会情勢にも興味を持つようになっていきました。

円高に振れると、子供は「今日、米ドルMMFを1万円だけ買っておいて」と言って学校へ行き、帰ると「いくらで買えた?」と聞いてきました。

未成年では、ネット取引が出来なかったため、購入するときは親が電話での取引でした。流石に子供の口座で1万円だけの買い付けは恥ずかしく、自分の口座の分も買っていました。

また、2003年のイラク戦争で米ドルが強くなるか議論していた時に、息子は紛争で巻き込まれないであろう国の通貨が強くなると言い、NZドルを一気に買った時には驚かされました。ひとつの事件でも色んな見方があることに子供から気づかされました。

電話を頻繁にするようになると、証券レディの勧める外貨建て債券を買わされたりもしましたが…少しは子供達の投資の勉強になったかな?と思います。

 

ま と め

 

  • ゲームや本でお金の勉強をした
  • 中学生で証券口座を開設した
  • 外貨取引で為替を学ばせた

子供達には、反面教師の叔父のようになって欲しくないため、お金の勉強をさせました。投資よりもサラ金の金利や保証人の怖さの話が多かった気がしますが…

現在、社会人になった子供達は基本的なマネーリテラシーを身につけているように思います。

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