経済の話題

マネタリーベース急増の脅威!インフレ時代を生き抜くには?

こんにちは、kinkoです。

バブル崩壊後、デフレ経済に慣れきってしまった日本。

あれから30年…こんなに長く不況が続いた先進国って世界にあります?

我が家の20代のお子達は、不況しか知らないので高価な物を欲しがりません。「欲しがりません!勝つまでは!」というまるで戦時中のようです。

しかし、このコロナ禍でいろんな価値観が変わり始めています。

特に我が家の主人は、20年ぶりに投資へ参加するという変わりようです。

マネタリーベースの増加で株高&物価高へ

サラリーマンの主人の年収は35年間右肩上がりでした。

一方、物価は下がり続けていたので、それなりにお金は貯まりました。

現金(キャッシュ)の価値が高い時代は、投資などしなくても良かったのです。

むしろ日本市場へ投資すれば損をする時代でした。

しかし、アベノミクス〜コロナショックのため政府が財政出動をし、日銀の無制限量的緩和紙幣をじゃぶじゃぶ刷っています。

下の日米マネタリーベース(※)のグラフを見ると恐ろしささえ感じます。

※マネタリーベースとは、「日本銀行が世の中に直接的に供給するお金」のことです。具体的には、市中に出回っているお金である流通現金(「日本銀行券発行高」+「貨幣流通高」)と日本銀行当座預金(日銀当座預金)の合計値です。日銀HPより。

kinko
kinko
うわっ、こんなに紙幣が増えてたなんてー!

このグラフの日米対比を見て下さいよ!

比率では2015年から日本の方が多く紙幣を刷っていたんです!

だから、なかなか円高にならないのかー!🤔

他の通貨ではドル安なのに、円に対してはドル高のままだもんね。

このままの状態が続くようであれば、2012年頃の1ドル80円の円高は到底難しそう。

そして、市場に紙幣が溢れるとどうなるでしょうか?

紙幣の価値が下がる
    ↓
株高&物価高(インフレ)
    ↓
  給与上昇?

春のマスクの高騰を見てもわかるように、市場は需要と供給で価格が決まります。

お金の方が多いのですから、物価が上がるのは目に見えていますね。

困ったもんだ…(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

直近のインフレ時代

日本にインフレ時代ってあったっけ?(苦笑)

おそらく子供の頃、高度経済成長の60〜70年代かしら?

団塊の世代が日本の礎を築き日本が最も発展した頃ですが、もう半世紀以上も前になるのねー(^◇^;)

バブル入社組のkinkoは、先輩から「10年前は給料が倍々に増えていった」と聞かされたっけ。

物価は上がったけど、それ以上に給与が上がっていったから仕事の励みにもなっていたでしょう。

それ故、持ち家や自家用車を保有するのは当たり前で、みんな小金持ちのイメージでした。

一億総中流時代と言われていたのも頷けますね。

これからのインフレ時代を生き抜くには?

これから始まるであろうインフレ時代にどう対処していけばいいのでしょう?

緩やかに経済発展していくようなインフレ』という理想は無理そうだし。

物価は上がるが給与はそのまま、いやむしろ社会保険料や税金が増え手取りは減っていくと考えられます。

何も対策を取らなければ、総貧困時代へ突入?

いえいえ、総〇〇時代は終わり、2局化の時代に入るでしょう。

貧富の差が益々広がっていくということです。

ですから本業以外にも収入を得られる仕組みを作らねばなりません。

つまり、副業ということになります。

さらに投資することも考えねばなりません。

お金にも働いてもらうのです。

お金が全てではありませんが、ないよりは余るくらいあったほうがイイ!

人生の選択肢が広がるし、応援したいところへの投資だって寄付だって出来ます。

施されたら施し返す!恩返しだ!

冗談はさておき、真剣に投資と向き合いつつ、主人と今後の生活を考えていこうと思います。

お読み頂きありがとうございました♪

投資家のみなさんに幸あれ♪

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