
こんにちは、kinkoです。
貯蓄ゼロ世帯が3世帯に1世帯という統計があります!
ええっ!?貯蓄大国日本なのに?って思っちゃいますけど、一部の大金持ちがたくさん持っているだけって話。
老後2000万円問題をどうするっちゅうねん!
では、貯蓄体質になるためにはどうすればよいのでしょう?
まずは貯蓄の明確な目的を持つこと!!
目的がなければ、何のために貯蓄しているのかが分からなくなり、途中で挫折することになります。
そこで基本的な貯蓄の目標額とその考え方をまとめてみました。
Step1. 生活費の3ヶ月分を貯めよう
まず貯蓄ゼロさんは、生活費の3ヶ月分を普通預金の残高に貯めます。
3ヶ月分貯まるまでは無理な天引き貯蓄はしない!!
これは、現金が不足してキャッシングに走るのを防ぐためです。低金利の時代にキャッシングは損な行為ですよー!
例えば、生活費が20万円なら普通預金残高が60万円を超えるまで我慢して下さい。
生活費の3ヶ月分が口座にあることで安心感が生まれます。病気で入院したり、失業したとしても家賃などの支払いが滞ることはありません。
でも、この60万円はないお金と思って無駄使いはしないようにしましょう。
Step2. 100万円を貯めてみよう!
生活費の3ヶ月分はそのまま普通預金口座に残しつつ、ここから本当の意味での貯蓄を開始します。
不足の事態の60万円とは別に貯め始めるので、この100万円が意外と遠く感じるんです!貯蓄を途中で挫折してしまう方のほとんどが100万円に達する前なのです。
この100万円貯蓄を達成するためには、
- 給料天引きか銀行積立貯蓄にする。
- 期限を決めて貯蓄する。
- 貯蓄を引き出さない強い意思を持つ。
例えば1年で100万円貯めようと決めたなら、1ヶ月あたり83,000円以上貯蓄しなければなりません。サラリーマンなら月々の貯蓄額を5万円ほどにして、ボーナス時に20万円ずつ貯蓄するのが長続きするコツです。
もちろん、毎月の貯蓄額を忘れるくらいの金額に設定すれば長続きはします。しかし、月5000円の貯蓄では100万円貯まるまで16年以上もかかってしまいます。
この期限と貯蓄額の兼ね合いがあなたの貯蓄に対する意気込みの見せ所ですよ!
Step3. 世代の平均貯蓄額を目標にしてみよう
まず、目安として自分に近い年齢の方がどのくらい貯蓄しているのかを知りましょう。
何も目標がないという人は、とりあえずの目標にしてみてはいかがでしょうか。
世代別平均貯蓄額
20代(単身) | 200万円 |
30代 | 461万円 |
40代 | 490万円 |
50代 | 802万円 |
60代 | 985万円 |
20代(ファミリー) | 220万円 |
30代 | 370万円 |
40代 | 444万円 |
50代 | 800万円 |
60代 | 1342万円 |
考え方としては、100万円+世代平均貯蓄額を目指します。
すでに達成した100万円に上乗せしていく形の貯蓄ですので、気分的には楽だと思います。
上記の表でもわかるように50代までは単身世帯の方が貯蓄額が多いですが、シニア世代になると逆転します。
単身世帯では一人分の年金しか出ない上に使う金額に歯止めが効きにくいため、結果的に貯蓄額が少なくなってしまうようです。
各世代の平均貯蓄額を達成することで自信が生まれ、今後の貯蓄額アップに繋がります。
Step4. 目的別貯蓄を始めよう
純金融資産である世代別平均貯蓄額は、財形貯蓄や積み立てで継続します。一部積立投資を考えてもよい頃です。
貯蓄に慣れたところで、この世代別平均貯蓄額には手をつけないように心掛けましょう。車や家の頭金といった貯蓄はここから始めましょう。
貯蓄ゼロでも自動車ローンや住宅ローンは組めますが、純金融資産よりもマイナスになると、生活も気持ちの上でも苦しくなりますので注意しましょう。
〈目的別貯金〉
・趣味貯金
・車貯金
・海外旅行貯金
・持ち家貯金
・教育資金
・老後資金
いろいろあげると切りがありませんね。(^◇^;)
本当に欲しいものの優先順位を決めて、コツコツ貯蓄を続けてみて下さい。
Step5. 貯蓄から投資へ
純金融資産(負債を引いた金融資産)が1000万円を超えたら投資を考えてみましょう。
せっかくの貯蓄が銀行預金だけでは全く増えませんからね!
将来はインフレが予想されますので、このままでは資産が目減りしてしまいます。政府も「貯蓄から投資へ」と言っているように投資が重要になって来ます。
すでにiDeCo(個人型確定拠出年金)やNISAといった税制優遇制度もあります。
貯蓄の最終段階は貯めたお金に働いて貰うこと!
次は投資の勉強ですよー!
ま と め
- 貯蓄はまず生活費の3ヶ月分貯める
- 100万円貯めると自信に繋がる
- 世代別平均貯蓄額を貯めてみよう
- 目的別貯蓄と投資を始めよう
- 投資の勉強をしよう
お読み頂きありがとうございました!