
こんにちは、kinkoです。よく毎月分配型投資信託は毎月分配金を出す為、複利で資産を増やせない。特別分配はタコ足配当だから自分の足を食っているだけといわれます。しかし、まだこの投信を保有しています。そに理由を書いていきたいと思います。
※タコ足配当とは、企業が原資となる十分な利益がないにもかかわらず、過分な配当金を出すこと。
kinkoは、リーマンショック後の2009年あたりからお安くなった投信をちょくちょく買っておりました。低迷相場の頃は、毎月分配型だと特別分配は無税だから基準価格が下がっては買うを繰り返していました。(3万〜5万円くらいのチキン買いでしたが…)自分の原資なのに、配当金再投資という間違った感覚でいました。
アベノミクス相場で一気にプラ転し、国内リート、USリート、新興国株式投信、ハイイールド債など順次売っていきました。毎月分配型投資信託は税金面や販売手数料、信託報酬の高さなどが損だとわかっていたからです。
現在の保有の毎月分配型投資信託
・ラサールグローバルREITファンド
基準価格2657 月分配金40 設定来分配金9860
・ワールドリートオープン
基準価格3016 月分配金50 設定来分配金11100
投信の新規設定価格はほとんどが1万円です。設定来分配金を見ると1万円ほど出ています。つまり、設定から持っている人でも損はしていないわけです。
単純に年間分配金÷基準価格にすると年利18%⁉︎と思いがちですが、タコ足分配も含まれますから、実質平均6%くらいのパフォーマンスです。この配当金に2割の税金が引かれ、信託報酬は高いしであまりうまみはありません。それに基準価格が徐々に下がって来ています。
なぜ売る決断ができないのか?
・ラリート130万円、ワリート250万円分はすでに元金回収済み。
・ラリートから月2万、ワリートから月4.2万の分配金が楽しみ。
・分配金余力がまだ10年以上あるから。
タコ足配当だったとしても、380万円の投資で年間配当金が75万円の現金収入は嬉しいんです。このまま分配金が出続ければ5年で原資を回収できます。もうすでに回収しているので、丸儲け?的なイメージを感じられます。
年金生活者にとっては、年金以外で収入を得ることは有り難い事です。毎月分配型投資信託は見かけの表面金利が20%と受け取る配当金が多く感じられることは、気持ちの上で満足感があります。投資をしていて楽しさを感じられる事が良い点です。
知り合いの証券マンからは、毎月分配型投資信託なんて老人を食い物にする悪投信だよ⁉︎即刻売るべき!ってアドバイスされてますけどね。ゆくゆくは売るつもりでいますが、銀行に預けるよりはマシだと割り切って保有しています。
ま と め
- 毎月分配型投資信託は複利で資産を増やせない
- 手数料、信託報酬、税金面からみて損している
- 配当金が毎月分配されることは嬉しいものである