毎月分配型投資信託の2009年~2017年実際の運用成績公開

 

こんにちは、kinkoです。この度、やっと毎月分配型投資信託を解約する決断をしました。知り合いの証券マンからは、信託報酬が高いからやめた方がいいと散々言われ続けていたのにもかかわらず、8年も持ち続けてしまいました。自分への戒めのためラサール・グローバルREITとワールドリートオープンの2投信の実際の運用成績を公開します。

 

ラサール・グローバルREIT

運用期間2009年11月~2017年8月

8月7日 基準価格2,538円 毎月分配40円 信託報酬年1.67%

投入資金1,694,684円
普通分配金700,929円
特別分配金375,667円
分配金合計(1,076,596円)
源泉徴収税額-115,301円
解約返度金1,292,891円
総受取金額 2,254,186円

1,694,684円→2,254,186円 利益 559,502円

 

8年間で約170万円の投資資金に対し約55万円の利益でしたので、単純計算で55÷170÷8年とすると利回りは約4%になります。

注意事項:約8年間の投資ですが、一度に170万円を投入したわけではなく2009年~2013年の間に1~10万円ずつ購入や分配金再投資をしており、利回りは概算です。(難しい計算は省きました。)

 

ワールドリートオープン

運用期間2009年11月〜2017年8月

8月7日 基準価格2,920円 分配金50円 信託報酬年1.67%

投入資金6,494,874円
普通分配金2,725,175円
特別分配金1,251,995円
分配金合計(3,977,170円)
源泉徴収税額-43,5788円
途中解約返度金2,666,023円
解約返度金2,412,575円
総受取金額8,619,980円

6,494,874円→8,619,980円 利益 2,125,106円

 

8年間で約650万円の投資資金に対し約212万円の利益したので、単純計算で212÷650÷8年とすると利回りは約4%となります。

注意事項:2014年ごろに半分ほど解約していますからもう少し利回りは良いかと思われます。その他はラリートと同じです。

 

8年間持ち続けて分かった7つのこと

 

1.ラサールグローバルREITとワールドリートは偶然にも年間利回りは約4%だった。

2.毎月分配型投資信託は、その名の通り基準価格から分配金を排出するため複利運用が極めて困難である。

3.NISA口座では分配金が無税になるが、特別口座では普通分配の時は源泉徴収税が毎月かかる。

4.世界的に相場上昇傾向にもかかわらず、リート市場は低迷気味で基準価格は下がり続けている。

5.毎月の分配金は0にはならないが40円~70円と変動する。

6.ノーロードという購入手数料は無料だが、信託報酬が1.67%と米国株ETF(0.04%~)に比べ割高である。

7.信託報酬と源泉徴収税で2%以上に対し、利回りが年4%ではあまりうま味は感じられない。

 

なぜ8年間も持ち続けていたか

 

毎月分配型投資信託が損だってわかってるんだけど・・・

にも書いたように、基準価格3,000円に対し毎月分配が50円とすると、300万円の投資で毎月5万円も分配金が貰えるからと大変お得な気になっていました。

kinkoの老後の配当金生活の目標金額は月40万円ですから、仮に3,000万円を毎月分配型投資信託に入れておきさえすれば毎月分配が50万円で税引後40万円になり、クリアする考えていました。

毎月分配型投資信託で気をつけていた点と言えば分配金余力でした。(ラリートはまだ110ヶ月もあります。)分配金余力さえ見ておけばOKと考えていました。

信託報酬が高くてもタコ配になったとしても、元本が目減りしようとも低金利の銀行預金に預けて、現金を食いつぶすよりはマシだと思っていました。

 

でも、今回解約した理由

 

  • 基準価格が下がりすぎで投信の償還リスクを心配した。
  • 今すぐ分配金が欲しい訳ではないので、投資方針が間違っていると気づいた。
  • 信託報酬が高すぎて勿体無いと感じるようになった。
  • 8年前には考えられなかった米国株投資をしようと思った。

 

kinkoの毎月分配型投資信託

 

あまり良い噂は聞かない毎月分配型投資信託ですが、8年間運用してみて感じた事は、銀行預金よりはマシだろうという事です。

新興国のブラジル債などにも投資してきましたが、分配金が多ければそれだけ基準価格が下がるのは早かったように思えました。

ハイイールド債や日本リートなども試しましたが、マイナスの時に損切りせず、ドルコスト平均法で買い続けプラスに転じたあたりで売っていました。

基準価格が目減りしても分配金を排出してくれましたので、怖い投資ではありませんでしたし、我慢できる投資だったように思いました。

シニア世代の60歳定年時にすぐにでも毎月の収入が必要な方には、ありがたい投資信託だと思います。

ただ、長期投資には向いていなさそうなので、若い人はもっと複利運用できる投資信託や他の投資方法を考えた方が良さそうです。

ま と め

 

  • ラリートとワリートの8年間の運用実績は年利4%
  • 毎月分配型投資信託は長期投資には不向き
  • すぐに生活費の足しにしたい人にはお勧め

※投資は自己判断でお願いします。


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