
こんにちは、kinkoです。
子供が大好なオムライスに欠かせないトマトケチャップ、我が家でもクラフト・ハインツ社製のものを使っています。
最近は株価低迷で、配当利回りが高くなってきたこともあり、次に購入する銘柄候補として注目していました。
粉飾決算の疑い
ブルームバーグによると、クラフト・ハインツの2018年10〜12月期の第四半期決算は、純損益が126億ドルの赤字となりました。
減損処理費用として154億ドル(約1兆7000億円)を計上したことが原因とされます。
さらに不味いことに、米証券取引委員会から呼び出しを食らってます!
“決算資料で、調達慣行に関する調査を巡り米証券取引委員会(SEC)から書類提供を求める召喚状を昨年受け取ったと公表。社外弁護士の協力で行った調査の結果、売上原価を2500万ドル増額修正したことも明らかにした。”
売上原価の増額修正ってことは、損失を少なく見せようとしていたってこと?
これでは、粉飾決算しようとしたと疑われても仕方ありません。
株主への背任行為です!嘘つく企業はいっちゃん好かん!
そして配当金は、62.5セント→40セントの減配と発表しています。
バークシャーハサウェイの持ち株
クラフト・ハインツは、世界第5位の食品メーカーで、バフェット率いるバークシャーハサウェイが26.7%の株式を保有しています。
2018年12月のバークシャーハサウェイの上位10社の銘柄は下記のようになっています。

参照:iBillionaire
2ヶ月も前なので、すでに売り抜けていることも考えられますが、クラフト・ハインツの損益率を見ると、−47.82%は酷い…
バフェット銘柄だから大丈夫!という時代が終焉したのかもしれません。(泣)
個別銘柄の怖さ
生活必需品セクターは不況に強いと言われ、比較的株価が安定していると思っていました。
人間、貧乏になっても食料品だけは買うんだし、金融のように大暴落なんてないだろうとタカをくくっていたんです。
でも、クラフト・ハインツのような事が起こると、個別銘柄を長期で持つのは怖くなります。
株価チャートを見ると、この2年間ずっとジリ貧で、90ドル台→35ドルと1/3になっています。米国市場が順調だったのにもかかわらずです。
【KHC2年チャート】

参照:ヤフーファイナンス
バフェットが好きなコカ・コーラだって、健康被害の成分が見つかったりしたら一発アウトです。
そんなネガティブ要素がある個別銘柄は、利食いできるときに利益確定した方がいいのかな?と考えさせられました。
そして、あまり集中投資をしない方がいいのかもしれません。
安心を取るならやはりインデックス投資に落ち着くのでしょうか。
配当金が欲しいkinkoの場合、長期投資をETFにして個別銘柄は短期にしておいた方が良さそうです。
また、投資方針が変わっちゃうな…
※投資は自己責任でお願いします。
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