昨日発表された日本のCPI(消費者物価指数)は前年同月比+3.3%で、アメリカの+3%を抜きインフレが加速しています。実際に買い物に行くと生鮮食品を始め、調味料や缶詰などあらゆる物が値上がりしています。最近ではハンバーグの日にビックマックの値上げが話題となりました。

私が個人的に気になっているのは、生鮮食品やエネルギーを除いたコアCPI。生鮮食品は天候によって値段が左右されるため、それらを除いた数値の方がより正確に近いと思うからです。
今回、コアCPIが+4.2%に上昇しました。こちらはアメリカの方が高く+4.8%です。それだけ下がりにくいということです。
先月よりも+0.2%とジリジリ物価が上昇しています。これがいつまで続くのかわかりませんが、昨年の欧米諸国の物価は9〜11%まで上がっていて、周回遅れの日本も同じ道を辿ることを想定しなければなりません。
現に東京のマンション価格が昨年の+60%超えとなっており、平均価格で1億円を突破しています。平成バブルの時も億ションという言葉が流行りました。では、今回もバブルなのでしょうか?
その頃と違うのは、相対的に見てマンション価格は世界の主要都市よりも東京の方が随分安いということです。NYの平均マンション価格は5億円と言われています。
これは、日本株にも同じようなことが言えるのではないでしょうか。日経平均株価はナスダックと連動していると言われていますので、ここ10年間のチャートを比較してみます。

このチャートでわかることは、株価の上昇率が10年前より2倍以上差が開いているということです。米国株より日本株の方がまだ上昇の余地があると思います。プライム市場でPBR1倍割れ企業が半数もあって割安に放置されていますからね!
私のインフレ対策
物価が上がるということは、お金の価値が下がるということ。30年もデフレだった日本には馴染みがないかもしれませんが、これからしなければならないことはインフレ対策だと思っています。
来週の日銀決定会合でYCCが撤廃されてもされなくても、いずれ撤廃され金利が上がるという想定をしておく必要があります。現在、住宅ローンを変動金利で借りている人は固定金利への借り換えも視野に入れておいた方が良いかもしれません。それほど金利上昇は怖いものです。
お金があるなら欲しい物を買っておくこと。富裕層は金(きん)、時計、絵画、アンティークコインなどに換えているそうですよ。我が家は、災害に備える意味にも食糧備蓄品も多めに用意しました。(最後は食べ物だよね〜)
インフレ対策の最たるものは投資でしょう。米国株は基軸通貨の終焉の懸念や円安株高でダブルで割高だと思っているので、今買うなら日本株なのでは?と思っています。コアCPIの4.2%を意識しつつ、それ以上の高配当株へ投資していこうと思います。
※投資は自己責任でお願いします。
お読み頂きありがとうございました!
時代は高配当株だよね♪
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