
こんにちは、kinkoです。
毎年WHOが発表している「世界の平均寿命ランキング」では、日本の男女の平均寿命は84.2歳と世界一長寿です。
でも、それは国民皆保険による延命治療のおかげでもあります。
寝たきりで過ごす期間が平均7〜8年と言われていますから、元気でいられるのは70歳半ばまでです。
アメリカの平均寿命78歳、イギリス81歳とあまり変わらないのかもしれません。
不老長寿のイカリア島

ギリシャのエーゲ海に浮かぶ島国、イカリア島をご存知でしょうか?
人口8500人のうち1/3以上が90歳以上の長寿の島だということを最近知りました。しかも、長生きなのに元気!健康寿命が長いのです。
ギリシャの平均寿命が81歳ですから10年も長生きなんですね。
長生きしてピンピンコロリは理想的です!
この島の人達の生活を真似すれば、100歳まで長生きしても元気でいられるかもしれませんね。
イカリア島の生活
1. 自給自足
周りが海に囲まれ貿易が難しかったこともあり、輸入に頼らない自給自足が確立されているそうです。
地元で採れる豆、ハーブ、ナッツ、果物、野菜などの新鮮で抗酸化物質たっぷりの作物は身体に良さそうなのは言うまでもありません。
農薬まみれの野菜や工場で添加物たっぷりに加工された食品に触れる機会がないのですからね。
イカリア島の住人は、アルツハイマー病や痴呆症の罹患率が極端に低いのだそうです。
2. コミュニティの絆
生まれた時から狭い島国で育った人たちは、団結する力が強く何でも協力して問題を解決します。
何世代にも渡り暮らすうちに隣近所がみんな親戚という絆が強いコミュニティを持ちます。
困りごとがあれば誰かが手を貸してくれる…昭和の時代の日本のようですね。
孤独死というような状況は生まれないでしょう。
3. 運動は徒歩のみ
イカリア島は砂利道が多く、あまり舗装されていません。
移動手段は主に徒歩で、高齢者になっても足腰が丈夫です。
わざわざ運動をしにスポーツジムに行くような事をしなくても、常に歩いているだけで血管の若さが保たれるのだそうです。
4. 時計のない暮らし
30分や1時間の遅刻なんて当たり前、きっちりと予定を決めずおおらかに暮らしています。
日本人からすれば、欧米の人たちは時間にルーズと思いがちですが、世界から見た日本人は神経質過ぎるのかもしれません。
日本の電車が「30秒遅れています」というアナウンスは、外国人には考えられないそうです。
時計やスマホの時間ばかり見る生活を少しばかり改めてみたいです。
5. 昼寝が多い
眠くなったら寝る…という動物的な生活だそうです。
し、仕事は?と思ってしまいますが、農業や漁業が主な仕事のイカリア島ならではでしょうか?
なんて思っていましたら、イタリアやギリシャの昼休憩が2〜3時間はザラで、高級ブティックの店員もお昼に家に帰って昼寝をしたりするそうです。
日本ではちょっと考えられませんね…
6. ストレスフリー
ストレス!これが万病の元ですねー
仕事や生活に追われる現代人は、常にストレスにさらされています。半ば諦めてしまっています。
なんと!イカリア島の住人の40%が無職なんですって!
収入がなければ、贅沢品も買わないし、ローンも組めませんから分相応の暮らしをしています。
別に働かなくても食べ物などは周りの人達が分けてくれるので、心配ごとのないストレスフリーの生活が送れます。
7. 家族と過ごす時間が多い
老人ホームなどはなく、3世帯一緒に生活したりする昭和初期のイメージそのままがイカリア島には存在します。
家族と過ごす時間が長い人ほど鬱になりにくく脳を活性化させ、より幸福感が味わえるそうです。
8.執着心を持たない
恨みごとに執着してしまうと、いつまでもネガティブな思考に陥ります。
過去に起こったことに腹をたてることをやめ、今を生きることに集中すれば、嫌なことは忘れられます。
イカリア島の人々は仲間とダンスをしたり、家族とよく話したりして楽しんでいます。
精神状態が良好であるため、島にはセラピストが一人もいません。
9. 西洋医学に頼らない
頭痛や腹痛などの症状に西洋の薬には頼らず、生薬などの天然の薬草を使います。
欧米ではがん患者が減っているのに、先進国で唯一日本だけが増えています。抗がん剤やワクチンの危険性については、よくわからないのが現状です。
イタリアでは、財政難で病院を閉鎖した地域の疾病や死亡者数が少なくなったという笑えないような話も聞きます。
現在の西洋医学についてはもっとよく調べてみたいと思います。
【あとがき】
やはり自給自足最強説は本当だった!?
金融危機や戦争が起きても食料があれば生きていけますものね〜
イカリア島の人達の暮らしは昭和初期の日本のようです。貧しいながらも家族が一致団結して笑顔の絶えない生活をしていました。
残念ながら、そういう暮らしにはもう戻れないけれど、真似できるところは積極的に取り入れていきたいです。
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