生活とお金

米国のイラン経済制裁で原油価格高騰!私達の暮らしはどうなる?

 

こんにちは、kinkoです。

トランプ大統領がイランの核開発に関連した経済制裁を再開するとの発表を受けて、原油価格が高騰しています。(ホント、トランプさんってトラブルメーカーですね。)

イランの原油生産量は、世界の産油量の4%ほどです。輸出先は、主にアジアであり、日本へは5%ほどですが、中国へは24%も輸出されていますので、中国経済には影響が出そうです。

 

出所:日経新聞

 

イランの経済制裁の影響

 

日経新聞によれば、イランの原油取引の際にイラン中央銀行との決済が必要で、決済手段がなくなれば、原油取引の道が断たれる事になるそうです。

また、イランの中央銀行で米ドル取引が停止となると米国内でのビジネスが大幅に制限され、米ボーイング社と欧州エアバス社がイラン航空と契約していた民間航空機の売却が白紙になる見通し(390億ドル分)と米企業にも影響が出ています。

米財務省は金融制裁について11月までの180日間の猶予期間を設定し、各国政府がそれまでにイラン原油の削減をしなければならないとの事です。

アメリカに従わなければならないなんて理不尽だわ…

 

原油価格暴騰で暮らしに打撃

 

イランの原油産出量は、世界の産油量の4%ほどしかないのに原油価格が暴騰しているのは不思議です。この原油価格高騰により、原油先物、XOMなどの石油関連銘柄は上昇しています。

出所:世界の株価ch225

しかし、庶民にとっては、原油価格の上昇は家計に打撃です。レギュラーガソリンは1リットルあたり140円ほどに上がっています。

このまま原油価格の上昇が続けば、いずれ電気代が値上がりしたり、原発再稼働を望む声が高まりそうです。

1970年代に2度のオイルショックが起きました。今回は、そこまでの事態にはならないかもしれませんが、石油を輸入に頼っている日本では、物価上昇が避けられない気がします。これで、物価上昇率が2%を越えれば、日銀さんの思惑通り?ですね。

海外旅行好きなkinko家が心配しているのは、航空機の燃料サーチャージの値上げです。これは、原油の価格がかなり影響します。(参考:2018年5月1日の燃料サーチャージ料金)

例えば、日本↔︎シドニー間の現在の燃料サーチャージ料金はおよそ21000円ですが、2007年頃には40000円近く払った記憶があります。マイレージ利用で航空運賃はタダなのに燃料サーチャージ料金が別にかかり、家族4人で16万円は痛かったです。

今年、ちょっぴりお給料が上がって喜んでいたところでこの仕打ちです。庶民はいつまでも搾取され続けるのなら、少しでも投資で取り戻すべき?石油関連銘柄のRDS-B(ロイヤルダッチシェル)でも買ったろうかしら!?

 

なぜイランに経済制裁か?

 

アメリカの「イラン核合意離脱」によって、勝手に科されたイランの経済制裁、相当な理由があると思いきや、「イランの弾道ミサイルの規制」に難癖つけただけのようです。

核合意をともに結んだイギリス・フランス・ドイツの首脳陣は、「アメリカの離脱決定に懸念を表明する」と言っています。要するにアメリカの単独プレーなのです。

では、なぜアメリカが強硬にイランを責めるのか?

 

ここからは想像ですが…

「北朝鮮の次はイランだよ」というネットの情報が数ヶ月前からありました。

北朝鮮と和解ムードになってしまったため、ビジネスのために他と戦争を起こす必要があると考える。そうしなければ軍需産業が衰退してしまうから。

通貨発行権を独自に持つ国は、北朝鮮とイランとあとひとつの3国しか残されておらず、どうにかして手に入れたいと思っている人達がイランをターゲットにしているのではないか?

この世界は金融が支配しているので、アメリカは操られているだけ。戦争も市場の暴落も操作されていると思っていた方がよい。メディアの情報はスポンサーの都合のいいように湾曲されてしまうから、鵜呑みにしないで真実かどうかは自分で考えて行動しよう。

なーんて、嘘、嘘、ただの妄想ですから信じないで下さいね!

でもね、なぜだろう?って考えると、世の中矛盾だらけ思えるのです。自分の身や暮らしを守るのは自分しかいない…平和ボケしている暇はないのです。

お読み頂きありがとうございました!

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