
こんにちは、kinkoです。
世の中には「えっ!?」思うような相談がたくさんあります。
日経マネー・ライフの記事で家計再生コンサルタントの横山さんへの相談が面白かったので取り上げてみました〜。
今回の相談者は30代独身女性、「結婚後、不労所得で生活するにはどうすればいいか?」という内容です。
投資のセミナー代60万円
結婚前の女性なら節約方法や貯蓄額、どんな生命保険に入ればいいとかという相談かなー?と思っていたら…
この女性は投資の勉強のために年間60万円もかけて投資セミナーに通っているようです。
そこで教わった個別株やFXに投資していますが、思うような成績を上げられていないとの事でした。
成績が伴わないセミナーに年間60万円ですって!
とツッコミたくなります。
キラキラ起業女子といい、何かを始めようと思いつく女性は、安易にセミナーに行くのでしょうか?
セミナー講師だって、株やFXで儲けていたら講師なんてするでしょうか?
皆さんに自分の投資方法を教えたいならブログで十分です。
もしくは、ボランティアで講師をするのではないでしょうか?
『勉強』と言えばいくらでもお金をかけていいという考えでは、いつまで経ってもお金は増えません。
投資よりもまず家計管理を学ぶ事をお勧めします。
家計簿診断を切る!
【手取り月収】
相談者:241,000円
彼氏 :296,000円 計537,000円
【毎月の支出】(円)
支出項目 | 改善前 | 横山案 | kinko案 |
住居費 | 79,000 | 79,000 | 79,000 |
食費 | 55,000 | 50,000 | 40,000 |
光熱費 | 16,000 | 16,000 | 12,000 |
通信費 | 9,000 | 9,000 | 9,000 |
生命保険 | 3,000 | 3,000 | 3,000 |
日用品費 | 18,000 | 11,000 | 10,000 |
医療費 | 2,000 | 2,000 | 2,000 |
セミナー代 | 52,000 | 10,000 | 0 |
交通費 | 29,000 | 15,000 | 15,000 |
被服費 | 8,000 | 8,000 | 0 |
交際費 | 30,000 | 13,000 | 10,000 |
娯楽費 | 20,000 | 10,000 | 10,000 |
夫小遣い | 50,000 | 50,000 | 30,000 |
妻小遣い | 50,000 | 50,000 | 25,000 |
嗜好品 | 2,000 | 2,000 | 0 |
その他 | 8,000 | 8,000 | 8,000 |
支出合計 | 431,000 | 336,000 | 253,000 |
貯蓄・投資 | 106,000 | 201,000 | 284,000 |
相談者に対し、コンサルの横山さんは、「不労所得にこだわってばかりいるのは、時間とお金の無駄」とはっきり伝えたようです。
さらに「結婚資金を貯めなければならない今は、必要なことは何なのかを見極め、節約して貯蓄するべきだ。」とも言いました。
まさしくごもっともです。
同棲中のカップルやまだ子供がいないDINKSの家計で大切なのは、妻の分の給料はなかったものとして、貯蓄や投資をする事です。
常に夫の給料のみで生活出来ていれば、いざ妻が退職したとしても揺るぎのない強靭な家計ができているはずです。
それぞれの手取りの1割をお小遣いの目安にして、理美容費や被服費は極力ここから出すようにしましょう。
子供のいないご家庭でこの収入であれば、月28万円は貯蓄や投資に回せると思います。
月々の生活費を抑えつつ、ボーナスで旅行や大きな買い物をすれば、節約生活のストレス発散にもなります。
DINKS時代に貯めた種銭によって、その後の投資のリターンが大きく違ってきます。若いからこそ、散財をしないで賢く投資をして欲しいなと思います。
ま と め
- 有料セミナーが本当に必要か考えよう
- 投資の前に家計の見直しをしよう
- DINKS時代は妻の給料はないものと思おう
お読み頂きありがとうございました!
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