
こんにちは、kinkoです。
厚生労働省が4年ぶりにマクロ経済スライドを発動しました!
うん?何やそれ…難しい経済用語で誤魔化そうとしてない?
小学生でもわかるように説明すると、物価と賃金が上がったので、公的年金の支給も増やしますってことです。
でも、物価上昇率1%、賃金上昇率が0.6%(あれ?3%じゃなかったんかい)に対して、年金額の引き上げは僅か0.1%だそうです。
老後の大敵はインフレだ!
物価上昇率に対しての年金額の引き上げは1/10です。
はい、年金受給者はどんどん貧乏になります。
年金受給者の母は、介護保険料の値上がりが大きく、手取りは年々減っていると言っています。
物価の上昇に加え、10月の消費増税で2%アップが決まっていますから先行きが不安なのもわかります。
銀行預金、タンス預金、投資と言えば国債というお年寄りにとって、インフレを考慮すると資産が目減りする一方です。
年2%の運用を目標にしたい
銀行の定期預金金利が平均0.01%、個人向け国債金利が0.05%では、物価上昇率に勝てません。
現在1ヶ月の生活費が20万円の場合、年2%のインフレが10年間続いただけで、同じ生活を維持するためには24万4千円も必要になります。
日銀の目標物価上昇率が2%ですからね、インフレ2%は無きにしも非ずです。
その分を資産の運用でカバーし、生活費に回すことも考えておきたいところです。
アポ電強盗に注意!
日本人のタンス預金は40兆円もあるそうです。
預金封鎖を経験した世代は、銀行を信用していないお年寄りも多く、現金で数百万円や数千万円も置いてあるお宅があります。
最近、お年寄りの家に電話をし、言葉巧みに現金がいくらあるかを聞いて強盗に押し入る「アポ電強盗」が流行っています。
お金だけでなく命まで取られるなんて、恐ろしい世の中になりました。
ペイオフで銀行預金の1千万円までは保証されるので、タンス預金よりはまだ銀行に預けておいた方が安全と思います。
投資詐欺にも注意!
「元本保証、月利3%」という高額配当を謳った劇場型投資詐偽もニュースになっています。
投資に元本保証はまず有り得ないと思った方がいいでしょう。さらに高額過ぎる配当も疑った方がいいでしょう。
よくわからないものには手を出さない方が賢明です。
投資=詐偽かも?と疑って、1人で決めずに信用のおける身内に相談してみましょう。
投資の勉強をお勧め
あれも注意、これも注意…じゃぁ、いったいどこに投資すればいいのでしょう?
簡単に儲けられるなら誰も苦労しません。
まずは金融商品の勉強をしましょう。
個人ブログやツイッターで赤裸々な投資の失敗や成功などをを読めますから、ネットサーフィンしてみて下さい。
ただし、「無料、有料で有望銘柄教えます」のメルマガとか「〇〇塾」「株セミナー」などは自己責任でお願いします。
儲けているのに何故教えるのか?→セミナーの方が儲かるから
有望銘柄を先に買う→みんなに教えて買ってもらう→株価上昇→売り抜け
という方程式があるのかもしれませんよ?
投資は自己責任なので、どれだけ損をしても誰も損失補てんしてくれませんから…
少額から始めよう
投資の勉強をしたからといって、セオリー通りに進まないのが投資の世界です。
世界情勢、為替、政治etc…いろんな状況が絡み合って市場が動きます。
ですから、退職金などの大金を一度に投資信託に入れたりせず、せめて2〜3年かけて少しずつ投資していきましょう。
金融資産のリスク商品に預ける割合は、
100−年齢=リスク商品の割合
と言われますが、生活防衛資金を確保出来ているのであれば、100%株式でも構わないのでは?と思っています。
日本国債は金利が低すぎますし、外債は為替差損も加味しなければならないので、結局リスク商品なのではないでしょうか。
1円でも減るのが嫌な人
友人に定期預金オンリーの人がいます。
1円でも損するのが嫌だそうで、決してリスク商品に投資しません。
そういう人は詐欺にも遭わないでしょうから、何も言うことはありません。
投資しない方が幸せなら、それもアリですよ♪
※投資は自己責任でお願いします。
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