
こんにちは、kinkoです。
現代ビジネスのコラム『「持ち家vs賃貸」で賃貸派の人が一番見誤っている大事なこと』を読みました。要約すると、日本はすでにインフレが始まっていて、貨幣価値が下がるのだから「持ち家」の方が得という話です。
世界的にみてデフレが30年も続いた国はないらしく、日本はすでに25年もデフレが続いている稀有な国で、そろそろインフレに向かっても不思議ではないという事でしょう。
オリンピック特需もあり、東京のマンションは値上がりしていますし、北海道のニセコ辺りの地価が値上がりしていると聞くと、やはりインフレは始まっているのだろうと思います。
インフレに突入したのであれば、現金よりも有価証券や不動産を買って置いた方が良いという意見があって当然です。
でも、「持ち家vs賃貸」論争はそれだけではありませんよ。
両方経験してわかること
以前、『永遠のテーマ、「持ち家」と「賃貸」はどっちが得か?』という記事を書きました。
kinkoは、結婚した当初はアパートの賃貸を3年経験し、24歳で3500万円の住宅ローンを抱え、新築の家を建てました。現在は、夫の転勤により会社の借り上げ社宅に住んでいます。
アパートは周囲が気になりましたし、持ち家は気兼ねなく住めるものの、地域との繋がりが密接で行事が意外に多く大変でした。
どちらも一長一短あります。
持ち家と賃貸を両方経験してみて、どっちが得か?は時代によって変わること、各々の満足度によっても違うのです。この論争の答えは「その時々」だと思います。
家族が笑顔で仲良く暮らせていればどちらも良いのです。
インフレで不動産価格は上がるのか?
コラムの中で、戦争後のインフレで不動産価格が暴騰し、儲かった人がいたという話がありました。その頃と同じように不動産を持っておけば、インフレになった時に不動産価格が上がるのでしょうか?
人口減少が著しい今の日本は、このまま少子化が進めば100年後、現在の1/3に人口が減ってしまいます。現在、7軒に1軒が空き家で、30年後は3軒に1軒が空き家になるという統計があります。
さらにkinkoの子供達の世代は、リスクを取ってまで持ち家を欲しがりません。車でさえシェアカーが増えています。
家賃を払わなくて良いのなら親と同居も厭わない若者も増えています。最近結婚したkinkoの友人のお子さんは親と同居している人が多いです。
独身でもUターンで地元に戻って就職し、親と同居した方が都会で働いて高い家賃を払うよりもよほどリッチだと言います。
物欲がなくなった若者達…時代は変わりましたね…
投資目的の不動産
投資目的の不動産購入は、『かぼちゃの馬車』のスマートデイズのような業者に騙されないように気をつけねばなりません。
現物不動産はレバレッジをかけられますから、ローンが組めるサラリーマンには人気です。kinkoも若い頃は大家さんに憧れていましたから、不動産投資で成功している人のブログをよく見ていました。
でも、見れば見るほどかなりの知識が必要だということがわかります。kinkoのような素人では無理だろうと、大家さん業は諦めています。(専業主婦ではローンが組めないし…)
そして、何より怖いのは、昨今多くなった天災です。地震・噴火・豪雨など日本は災害大国になって来ています。
保険をかけておけば良いとも思えますが、kinkoは、なるべく忘れられる投資をしたいので、あれこれ心配の絶えない「現物不動産」は面倒くさく感じます。
以前勤めていた酷いアパート管理会社で「大家さん可哀想」と何度も思い、懲りてしまっただけなのかもしれません。
そんな管理会社ばかりではないと思いますが、それでも、大家さんには管理会社に搾取されないように注意してね!と言っておきたいです。
ま と め
- 持ち家vs賃貸の答えは人それぞれ
- 家族が笑顔になれる住まいを選びたい
- インフレでも全ての不動産で得するとは思えない
- 現物不動産投資には騙されない知識も必要
お読み頂きありがとうございました!
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