金利上昇待ったなし!なんて巷では囁かれています。
米国では政策金利が5%を目指す勢いですし、住宅ローン金利が8%、クレジットカードローンの金利が20%になったというニュースを目にします。
物価上昇を抑え込むための金融政策なので仕方がない雰囲気です。
昨年までは対岸の火事として見ていた日本にも物価上昇の波が押し寄せて来ました。全国の物価上昇率は3%、なんと東京では4.2%です。
電気やガス代は、昨年比2倍以上で見たこともない数字に驚愕しています。
住宅ローンの固定と変動金利の割合
住宅ローン利用者の約74%が変動金利を利用しているそうです。これは昨年まで増加傾向にありました。

三菱UFJ銀行の住宅ローンは、35年固定金利が年1.88%に対し、変動金利は年0.475%と約4倍の金利差があります。そういうこともあってか変動金利を選ぶ人が多いのでしょう。
30年前に5.5%の固定金利を借りていた我が家からすれば、1.88%でも羨ましいくらいなのですが…
変動金利は固定と違い、文字通り金利が変動するのです。この恐ろしさに気づいていない人が多いだろうと思います。
例えば、3000万円の借り入れで1%金利が上がるだけで年30万円も支払いが増えるのです。
どこまで金利が上がるかわからないとなると、今のうちに変動金利から固定金利への住宅ローンの借り換えを行う人も増えそうです。
住宅ローンの借り換えをするべきか?
借り換えをする場合、手数料や保証料を計算した上で行わないと費用が思った以上にかかります。
20年以上前ですが、我が家も借り換えをしようと費用を見積もったところ、2000万円の借り換えで50万円以上の費用がかかることがわかり断念しました。当時手数料が100万円から無料だった繰上げ返済を何回も行い、早めに返済しました。
一般的に借り換えをした方が得な人は、①借り入れ金額1000万円以上、②残りの返済期限が10年以上、③金利が1%以上減と言われています。
これは、金利が下がる時代の想定でした。
これからは金利が上がる時代の計算をしなくてはなりません。変動から固定に変えただけで1.5%くらい金利が上がってしまいます。
せっかく固定金利に変更しても変動金利がそこまで上がらなければ本末転倒ですからね。
ハイパーインフレは来るのか?
ずっとデフレだった日本に40年ぶりのインフレがやって来ています。異次元の量的緩和やマイナス金利政策の反動が起こり始めているのです。
kinkoは数年前のブログで「シニア世代になってからのハイパーインフレが恐ろしい!」と書いたことがありました。(収入なく物価高騰だから…)
多くの著名人が「日本は少子高齢化だから高インフレなんて来ない!」と言っていたんですよね。
今、経済に絶対はない!と確信しています。😅
さぁ、このインフレはどこで止まるでしょうか?
米国の後追いしている日本は、同じように金利を上げるしかありません。しかし、金利を上げれば債務の返済増加で日本が破綻する懸念もあります。(資産も多いので、破綻はないと思いたいですが…)
いずれにせよ、未来は誰にもわかりません。
我が家は投資でお金に働いてもらいながら、楽しく生活できたらいいなーと思うばかりです。
お読み頂きありがとうございました!
配当金も欲しい〜♪
にほんブログ村