子供の教育

高校1年生が進学校入学で挫折した時、親はどう対処すれば良いか?

 

こんにちは、kinkoです。高校1年生の子供を持つお母さんから、成績の伸び悩みの相談をされました。そう言えば、進学校へ入学した娘も高校1年生の時に勉強に自信を無くし、泣いた事を思い出しました。そんな時、親としてどう対処すればよいのでしょうか?

 

高校1年生、進学校の洗礼を受ける

 

娘の例をあげたいと思います。こんな事書いたら怒られそうですが…

公立中学校で、ずっと学年1位だった娘は、地元の進学校へ進みました。

入学した高校は、6割ほどが国立大学に合格、東大や京大へは10数人ほどが合格するくらいのレベルの進学校でした。

 

高校受験が終わり、娘の成績を見ることもなく1学期が過ぎようとした頃の出来事でした…

期末テスト前で、イライラしている様子の娘…

kinkoが何気なく、「実力テストや中間テストあったよね?見せて」と言うと、娘はなんだかんだといい訳をして、誤魔化そうとしました。

中学校の頃は、塾も行かずに二人三脚で勉強してきたこともあり、常に成績は把握していました。高校入学から3ヶ月ほど手を離したのが不味かったかな?と思いながら、成績表を強引に見ました。

5教科合計の実力テスト

学年順位148番、偏差値49.7点

高校の初の実力テストで、進学校の洗礼を受けました。

娘は目にいっぱい涙を溜めながら「みんな頭良いんだもん!」と逆ギレ。

優等生が自信喪失した瞬間を垣間見た気がしました…

 

この時、娘に言ったこと

 

kinko「中学の時に偏差値60以上の子達が入るんだから、みんな頭良いに決まってる。でもね、この高校には、中学校30校から入学してくるよね?あなたは中学の時、1位だったんだから、30番以内じゃないとおかしくない?

娘「えっ?じゃあ、私、30番以内になれるってこと?」

kinko「そうじゃないと、あなたの中学校のレベルが低いってことになるんだよ?悔しくない?」

娘「勉強すれば、成績が上がるかな?」

kinko「もちろん!中学の時のように勉強すればね!テスト勉強した?」

娘「あんまり…、ヤバい、あと5日で期末テストなんだけど、どうしよう!」

 

期末テストまであと5日!どうする?

 

さぁ、どうしましょう?

中学の時は2週間前からテスト勉強してきましたから、9教科を5日でこなすのは無理があります。

とにかく娘の自信を取り戻すのが先だと考え、主要5教科をちょっと置いといて、みんなが勉強を疎かにするであろう、保健体育と家庭科に焦点を当てました。

この2教科だけでも上位を取れば、また勉強に対する意欲が湧くだろうと期待してのことでした。

5時間ずつの勉強で範囲内の質問に全て答えられるようになりました。もちろん、主要5教科も受験勉強のように娘に張り付いて勉強させました。

結果、保健体育97点、学年1位を取りました。

家庭科も90点以上で上位になり、9教科の合計ではなんと!ちょうど30番だったんです。

びっくりしましたよ!たった5日で期待通りの成績になるんですからね!

kinko「ほら〜やれば出来るじゃん!」

娘「もっと早くからテスト勉強すれば良かった〜」などと嬉しそうに言い、自信を取り戻したようでした。

 

高校1年2学期〜受験直前の成績

 

高校1年生の2学期からは、中学時代と同じようにテスト前には、一緒に勉強するようになりました。高校のテストは毎月ですから相当辛かったです。

その後、

平均15位前後の成績を保ち、成績優秀者として表彰されました。

また、全国模試では、京大合格圏内レベルになりました。

主人は京大に入って欲しかったみたいですが、kinkoは女の子の一人暮らしにどうしても抵抗があったため、家から通える範囲の大学に進学して貰いました。

娘が頑張って国立大学に行ってくれたお陰で、ずいぶんと教育費の削減が出来ました。自宅通学の国立大学が一番安上がりだと思います。

 

高校1年生のママへ

 

友人は、「高校生の勉強教えるなんて無理だよ〜」と言います。

いやいやいや…kinkoに出来たんですから、みなさんできますよ!

だって、私、高卒ですよ⁉︎

勉強は、「教える」のではなく、「一緒にする」のです。

娘の同級生は、受験のために年間100万円の塾代をかけていました。家庭教師に1時間3,000円も払っているママもいました。

これ、勿体無いと思いませんか?

kinko家では、娘との間で、「成績が落ちたら塾に行くこと」、すなわち、塾=罰ゲームとして据えていました。

kinkoは、この月8万円の塾代をケチるために、必死に勉強に付き合ってきました。娘の成績が落ちたら、塾代を捻出するためにパートに出なければなりませんからね。

結局、娘が中学1年〜高校3年までの6年間だけ勉強に付き合いましたが、反抗期もなく仲良し親子でした。(テストが終わると一緒にゲームをしたり、カラオケに行ったりしました。)

6年なんて、過ぎてしまえばあっという間です。

ぜひ、お子さんの勉強は自分でみてください!

学生時代には味わえなかった勉強の面白さが見えてくるかもしれませんよ?

 

ま と め

 

  • 勉強に挫折したら、自信を取り戻す方法を考えよう
  • 塾代削減も兼ねて、一緒に勉強しよう
  • 勉強の面白さに気がつくかも⁉︎

娘としたテスト勉強の方法を知りたい方はこちらもどうぞ↓

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