
珍しく国会中継を2時間ほど視聴しましたよ。なぜなら、次の日銀総裁候補の植田さんの所信聴取があったからです。
まぁ、同じような質問を何度もする国会議員に呆れつつ、植田さんの発言によって日本市場がどうなるのか?ちょっと楽しみでした。
本日の日経平均株価の終値は+349円、植田発言を好感したようでした。
市場の反応はこの一言かしら?
✅量的緩和続行!!
世界中が引き締めを行う中、唯一「量的緩和」(お金じゃぶじゃぶ政策)を続けていきますよー!日本株は買いですよーってとこかしら?
これがそのまま外国人投資家に受け入れられれば、アベノミクス相場のようになりそう!って期待しちゃう。
でも、Bloombergの記事に「市場関係者は7月に引き締めへ動く見方」とあって、懐疑的なのよね。
物価上昇率2%ならYCC撤廃へ
電気代の高騰や食料品の値上げを肌で感じている私は、40年ぶりに消費者物価指数は4%!という報道を見て、とうとう日本もインフレだー!と騒いでいました。
でも、日銀さんの見解は違うようで、輸入物価上昇によるコストプッシュが主因で「来年度半ばにかけて2%を下回る水準に低下していく」のですって!?
マルハニチロの鯖缶だって4月から値上げするって言ってたし、ヤマトの宅配料金も値上げするって…物価は加速度的に上がっていくと考えられるんだけどなー🤔
だけど、日銀さんは「2%の持続的・安定的な達成までにはなお時間を要する」と思っていて、YCC(イールドカーブコントロール)※を続けるようです。
※YCCとは日銀の政策金利の一つで、長期金利に目標を設定し、その目標を達成するために必要なだけ国債の売り買いを行うことです。
物価2%目標が長期に達成できれば、YCCを撤廃(金利上昇で国債価格暴落)すると言っているので、いずれそのようになるでしょう。
記憶に新しいのが、昨年12月に長期金利の許容変動幅を従来の上下0.25%から0.5%に拡大しましたね。それだけで株価が大暴落となりましたから、YCCを撤廃したら株安・円高になりそうです。
早めに対応する方が、株価のソフトランディング(緩やかに下がる)に繋がると思うのですけどね…
どんなに考えても株価がどう動くかなんてインサイダーでもしない限りわかりません。
株価がどちらに転んでもいいように、上がったら売って、下がれば買いのスタンスで臨みたいと思います。
※投資は自己責任でお願いします。
お読み頂きありがとうございました!
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