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GPIFの2023年第1四半期運用+18兆円!年金は枯渇しない?

kinko
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こんにちは、kinkoです。

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が行なっている年金の運用状況が凄いコトになっています!最近の株高を受け2023年第1四半期(4〜6月)が+18.9兆円(+9.49%)と大幅増加しました。(ドヤァ〜♪)

個人的には、独立行政法人って天下りの温床みたいな悪いイメージがあって好きにはなれないんですよ。でも、GPIFは大切な年金を運用しているから気になります。主人の年金が貰えるまであと3年あまりと近づいていることもあって切実なんです。

少子高齢化で年金保険料の納付者が減り続け、年金機構は破綻している…なんて報道されると年金が貰えないかもしれない、今まで払った保険料は払い損かも?と不安にかられます。娘は「将来年金がもらえないと思っているから保険料払いたくない」と言っています。多くの若者がこのように思っているのではないでしょうか。

そんな庶民の懸念もなんのその、GPIFの運用状況は絶好調でしたね。2001〜の年平均リターンは約4%、18年で倍になったという計算になります。

これが多いのか?少ないのか?で言えばよくやっている方だと思います。個人的には年金をリスクのある株式で運用することは反対でしたけどね。

GPIFは、国内債権、外国債権、国内株式、外国株式がそれぞれ25%ずつのポートフォリオで運用していて、比較的バランスが取れているのではないでしょうか。

定期的にリバランス(値上がりした資産売り、値下がりをした銘柄を買い増しポートフォリオの構成を最初と同じ比率に修正していく手法)を行うことでリスクヘッジができています。

下のグラフを見ると、インカムよりもキャピタルゲインの方が多いのがわかり、リバランスの重要性が伺えます。私1個人投資家としても見習いたいところです。

GPIFの理事長のコメントがシビアだったので掲載しておきます。(笑)

今四半期は大きなプラス収益となりましたが、あくまで短期の結果です。また、四半期でプラス9.49%という数字は、モデル※によれば、9年(36四半期)に1回程度しか現れないものです。引き続き、長期的な観点から運用を行い、投資原則・行動規範を遵守し、年金財政に必要な積立金を残すためにしっかりと受託者責任を果たしてまいります。

私はこのコメントを見て、「今回の結果は9年に1度のラッキーであり、浮かれてはいけない」と投資家へのメッセージと受け取りました。

消えた年金問題

そー言えば、2007年に5000万件もの年金記録が消えた事が発覚しました。「消えた年金問題」として、厚生労働省や当時の安倍内閣が叩かれましたね。2009年に政権交代が起こった原因のひとつとされています。

あれから16年も経ちますがどうなってしまったのでしょう?

ちょっと調べてみると、3000万件の記録が判明したものの残り2000万件は不明となっていました。姓や住所が変わったり亡くなったりしていれば「ねんきん定期便」が届きませんものね。

最近も似たよう事が起こっていますね!マイナンバーカードの情報流出やなりすまし問題です。行政のお仕事ってどうしてこんな風になってしまうんでしょうね😅せめて個人情報はしっかり管理して欲しいです。

もう一つの年金、確定拠出年金の選び方を娘に教えています。こちらは自己責任なので、しっかり選びたいですね。あまり知られていませんが、途中で変更も可能ですよ。

お読み頂きありがとうございました!

GPIF見直した〜😆
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