ブルームバーグの記事によると、世界のソブリン債利回りが2008年のリーマンショック時と同水準となったんですって!😱
ソブリン債とは各国の政府や政府機関が発行する国債や国際機関債など、国や国際機関により保証された債券のことを言います。
つまり、その国がデフォルトしない限り安全とされる債券なのですが、その金利が上がっているということは、債権価格が下がっていることを意味します。
債券価格が下がるということは、その国や政府の信用が落ちつつあり、格下げやデフォルトリスクが高まっているということです。
米国や日本などの先進国ではデフォルトのイメージがありませんが、新興国のアルゼンチンは過去に9回もデフォルトしています。デフォルトするとソブリン債は紙切れ同然となりますから、投資家は叩き売ってでも逃げたいですよね。😅
今回は世界的なインフレにより、各国の中央銀行が急ピッチな利上げをしたせいでソブリン債の利回りが上がったと思います。デフォルトの危機がないなら高金利債券へ投資資金が入ることも予想されます。
高くなった株を売って安いソブリン債を買う、ポートフォリオのリバランスを行う投資家もいるでしょう。結果的にそのような投資家が多くなると株式市場に影響が出ることになります。
海外投資家の日本株買い続く
世界の株式市場が下落すれば、日本市場も下落します。4月から急上昇した日経平均株価はしばらく調整するだろうと思います。
しかし、本日発表された投資主体別売買動向を見ると先週まで海外投資家による日本株の買い越しが続いていました。
現物買いの先物売りで日経平均株価が下がっているのだとしたら、長期で日本株が上がると思われているのではないでしょうか?(あくまで希望的観測ですが)
日経平均株価の超長期チャートの年足を見てみます。
1990年のバブル崩壊から20年かけて下がり続け、2012年のアベノミクス相場から再び上昇に転じています。
それから10年ちょっと経過し、長期のMACDはずっと買いシグナルを形成しています。株価は上下を繰り返しつつ、長期で上方向へ向かっていると思います。現在、調整局面に入りつつありますが、日経平均株価は3万円の足固めをして更なる上昇へと期待しています。
※投資は自己責任でお願いします。
最近我が家ではダウ理論を見直し中です😊
お読み頂きありがとうございました!
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