
こんにちは、kinkoです。
3月8日は、国連が定めた『国際女性デー』でした。
英エコノミスト誌の、2018年度版『ガラスの天井ランキング』が発表され、主要29ヶ国中、日本は28位と韓国とビリを争った結果となりました。
『ガラスの天井』とは、組織内で男性が優遇され、能力のある女性が要職に就けない状態をいいます。
このランキングは女性管理職比率や所得の男女差など10項目のデータを基に計算され、日本はほとんどの項目で各国平均を下回り、順位は昨年と変わらずでした。
女性就労者5年で200万人増
安倍総理は、今から5年前に施政方針演説で「女性が輝く日本」をつくるといい、女性活躍の社会を目指して来ました。
2017年の女性就労者は2859万人になり、5年間で200万人も増えました。ただし、この数字は非正規の女性就労者が数字を上げていることも否めません。
日本の大卒女性就業率は74%で、OECD加盟35ヶ国中29位でした。企業の女性管理職比率は約12%ほどで、上場企業の役員になると4%を下回っています。
まだまだ男尊女卑の考えが根深く残っているような気がします。
【主人から聞いた話】
主人の仕事先の欧州の会社を見学すると、役職などに就いている女性が多くて驚くそうです。男性よりも女性の方が1つの会社に長く在籍するため、女性管理職比率が高く、男性を上回っている会社もあるそうです。
kinkoのようなおばちゃんが工場長してて、バリキャリではなく、家庭を持ちお子さんもいる普通の主婦だったりするそうです。
産休や育休制度はもちろんですが、なんと妊活のために1年休職していたという人もいたそうです。そして、めでたく妊娠し、妊活→産休→育休と5年近くお休みしても元の職場に復職し出来るという…日本では考えられないくらい羨ましい話ですね。友人は妊活のために仕事辞めましたから…
しかも、国の平均年収700万円以上なんですって!
日本の平均年収は400万円台でしょ、バブル期より下がってて、日本は貧乏国になりつつありますね…(>_<)

出所:日経新聞
高卒女性と大卒女性
「大卒女性の就業率が低いのは、家庭と生活の両立が難しいからだ」と日経新聞に書いてありましたが、他にも理由があると思います。
kinkoの周りの女性就業率は圧倒的に高卒の方が多いのです。30年間以上同じ職場で働いている友人は高卒で半分くらい、大卒で1割くらいです。
友人達を見ると高卒で就職した場合、結婚相手も高卒が多く、共働きしないと家計が苦しいから働かざるを得ないんですね。
逆に大卒は大卒と結婚し、子供が小さいうちはご主人の給料で生活出来ちゃうから仕事を辞めてしまうんですよ。
kinkoのような高卒は、会社を辞めたら最後、2度と正社員になれないと思っていましたから、出来るだけ同じ会社で頑張って働こうと思ってしまうのです。
高学歴の方が次もある、再就職出来る、と寿退社が多いのだと思います。大卒の友人達は資格を持っている人も多かったです。
高卒のkinkoは現在、専業主婦です。この歳では、正社員どころか非正規雇用も難しいだろうな〜と思っています。だから配当金生活を目指しているのですけどね…
ま と め
- ガラスの天井ランキング、日本28位
- 女性就労者5年で200万人増
- 日本の女性管理職比率12%、役員4%以下
- 女性の就業率は結婚相手にも関係ありそう
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