
こんにちは、kinkiです。
ヤフーニュースに「投資に消極的な20~30代は、将来的に金銭面で苦労する可能性も」という記事がありました。
今の若者は、投資より現金を貯め込む傾向があるそうで、きっと将来は貧乏になるんじゃないか?みたいな話でしたが、果たして本当にそうなのでしょうか?
20〜30代は地に足が埋まっている
ブログやツイッターでお目にかかる若者たちは、たいへん堅実です。投資クラスタだけあって、節約した分を貯蓄や投資に回しています。
我が家の子供達も20代ですが、資産もそれなりにあります。2人共、寮生活をしていて身の丈にあったお金の使い方をしていると思います。
生まれてからずっと不況という環境で育ったことで、将来を過度に期待しないのでしょう。地に足がついていると言うより、埋まってしまっているくらいです。バブル世代のように浮かれる術を知りません。(ちょっと可哀想…)
「豪邸に住みたい」とか「高級車に乗りたい」という願望は弱く、賃貸やシェアカーで十分と欲がありません。社畜として長く会社で働くよりは、早くアーリーリタイアして自分の時間を持ちたいと思っている人が多いと思います。
将来を不安にさせてしまったのは、私たち親世代の教育が悪かったでしょうか?はたまた政治が悪かったのでしょうか?それでも賢く生活してゆくのだろうと思います。
バブル世代の老後が危ない
団塊の世代の先輩達は、逃げ切り勝ち組だな〜と羨ましく思ってしまいます。1970〜1980年代前半まで給料が年々大幅に上昇し、生活は豊かになっていきました。バブル崩壊後も終身雇用制は続き、当たり前のように定年まで働けました。
現在、65歳以上のシニア層が一番お金を持っています。年金もしっかり出ていて、社会福祉の恩恵も受けられています。一億総中流世代と言われ、貧乏世帯が少ない良い時代でした。
kinkoの周りのバブル世代はどうでしょう?65歳まで働けると言っても、実際の定年は60歳というところが多く、再雇用の場合の給料は半分です。会社では、所謂「窓際族」と言われ、肩身の狭い思いをしている人もいます。
自分たちがバブルでいい思いをしてきたからか、子供にもそれなりにお金をかけてあげたい願望が強いように感じます。バブル期に買った高い住宅ローンが残っているのに、子供の大学費用のため無理して教育ローンを借りる人もいます。
日々の生活に精一杯で、老後の生活設計が出来ている人がどれほどいるでしょうか?kinkoの友人は比較的裕福ですが、その知り合いには生活保護受給者がいたり、自己破産者、借金苦などと聞くと、貧富の差を感じます。
もっと悲惨な就職氷河期世代
もっと可哀想なのは、現在の40代だと思います。非正規雇用が多く、最も貯蓄率が低い世代なのです。ちょうどその世代の子供、小学生の6人に1人が貧困で、食べるものにも困っているそうです。
こんなに人手不足なのに、転職しずらい世代だとも言われているのは、ずっと非正規雇用だったからなのでしょうか?社会保険料が払えなければ、将来の年金ももらえません。
生まれる世代でこんなに違うのは、『運』が悪かっただけで済ませるのは気の毒です。世代間格差をなくすためには、ベーシックインカム制度導入などの抜本的改革が必要だと思います。
今こそ、頭のいい官僚さんの知恵や有識者の意見を参考にして、良い政策を作って欲しいと思います。
みなさんはどう感じましたか?
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