
こんにちは、kinkoです。
米国株のブログ村界隈では、一時期バフェット太郎さんとGE太郎さんのバトルが面白かったのですが、残念なことにGE太郎さんが突然引退されてしまいました。
しばらくしてGE提督さんが現れ、そしてまた消えてしまいました。そのGE提督さんがハンドルネームをゼネラルエレクトリック坊や、ブログ名を『特攻のGE』と改めてブログ村に戻ってこられました。
せっかく戻ってこられたのに、GEの決算がすこぶる悪く心穏やかではないでしょう。今後、GEの株価はどうなってゆくのでしょうか?
GEの10〜12月期決算
米GE社が24日に発表した決算では、最終損益が98億2600万ドル(約1兆円)の赤字となりました。(前年同期は34億8600万ドルの黒字)
赤字の理由は、保険事業の評価見直しによる特別費用の計上、リストラ費用の増加、電力事業の営業利益が9割減の2億6000万ドルといったいろいろな要因が重なってしまったようです。
GEの複合経営は非効率だとの批判がでており、今後は航空機エンジンなどの中核事業の分離を検討しているそうです。
参照:日経新聞
GEは老舗のダウ銘柄
1896年、GEはダウ・ジョーンズ社が株価指数を作った際の12銘柄に選ばれました。一度外れた経緯はあるものの、120年経った今でもダウ銘柄(30社)にとどまっているのはGEのみで、老舗中の老舗と言っても過言ではないでしょう。
しかし、この1年の間にダウ銘柄で株価を牽引したのは、340ドルの高値更新中のボーイングです。1年前の2.5倍の株価となっています。
GEといえば、この1年間の株価は約半分の落ち込みようです。ダウ平均には最高価格銘柄と最低価格銘柄の比率を約10対1にとどめるというルールがあるとされますが、すでにこの幅から乖離しています。
市場関係者の間では、GEがダウ銘柄から消える日も近いだろうと囁かれています。ダウの長き歴史を支えてきたGEは時代の流れの渦に飲み込まれてしまうのでしょうか…
GEの今後の株価は?
ドイツ銀行のアナリストはGEの目標株価を15ドルに引き下げました。もし、ダウ平均から外れればもっと株価は下がり、10ドル程度まで落ち込む可能性もあると言っています。
き、厳しいですね…(*´Д`*)
投資家にとって5%以上の配当利回りが魅力でしたが、半分に減配された今は株価が上昇しなければ、GEを保有するうまみが少なくなっています。
GEは、2018年末までに35億ドルのコスト削減を掲げており、いったん縮小して2019年から再び成長路線への戦略を目指しています。
とすれば、あと1年くらいは株価低迷が続くという事でしょうか?

参照:ヤフーファイナンス
kinkoはポートフォリオに組み入れるつもりがない銘柄なのに、なんとなく気になってしまう…それが、GEの魅力といったところでしょうか。
さぁ、寒い日はミロでも飲んで身体を暖めましょう。
ゼネラルエレクトリック坊やにも幸あれ!
ま と め
- GEの決算は1兆円の赤字
- ダウ銘柄から離脱もありえそう
- 目標株価は15ドル、10ドルも視野
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